宇和島へ(2011.11.24〜26)  会員ナンバー0008:池田譲治

○○○○○○○○イメージ

「魚泊」

 24日(木)昼前に大阪を出発、慌てる釣行ではないので、先ずは松山自動車道からもアクセス可能な石鎚山ハイウェーオアシスでゆったりと温泉に入り、少し仮眠した後、三浦半島目指して高速を乗り継いだ。

 25日(金)1時ごろ目的地に到着。当初は蒋渕でヒラメを狙うつ
もりだったが。強烈な向かい風が吹き荒れ、釣りは無理と判断、仕方なく北側に位置する魚泊へ移動、朝方まで様子を見て、夜明けと同時に浮き桟橋のポイントへ向かった。ここの桟橋は先端まで四つの浮き桟橋が架かっているのだが、2つ目と3っ目の間は鉄パイプのハシゴのようなもの(写真)が架かっているだけで先端に行きたかったが、ここは安全第一、2つ目の桟橋コーナで竿を出した。
 風は相も変わらず強く吹き、竿立てに立てた竿が吹っ飛んでしまうほどでした。そんな風にもめげず,昼まで頑張りましたが、アタリはほとんど無く退屈な時間が過ぎるだけ、そんな中、少し大きなアタリで釣れてくるのは大きな口にアジを丸呑みにしたワニエソ君でした。60〜70p級の大型なら喜べるのですが、35センチにも満たない小型も混じります。こんな筈では無かった…

 午後は場所移動で大良へ向かった。大良の波止先端は投げ釣りの先客が有り、投げ釣りは諦めて、ここでも湾内でアジ釣りを楽しんだ。その後は冷えた体を暖めるため温泉探しへ…

 翌日は佐田岬の三アを目指したが、現地に着いてガッカリ、今日は土曜日、波止はイカ釣りで満員状態、右岸の赤坂ポイントも3名が既に竿を出していました。これで今回の釣りは終わり(エーッ!)。釣り場巡りの後、温泉に入って(また?)。往路をを引き返す。途中で香川県坂出のM先輩宅に立ち寄り、讃岐うどんを食べた後、大阪協会の大物名人戦が開催される鳥取の境港へ向け本土を縦断した。

☆釣果

 釣れたのはワニエソの36センチと46センチの2尾だけ…われながら宇和島まで遠征したのに情けない…。強烈な風のため、釣りに専念する根性が無かったのは間違いない。釣り三昧の三日間と考えていましたが温泉三昧の三日でした。
 来春もう一度…イヤ! アマダイを釣るまで挑戦します。このままでは終われません。



 宇和島で釣れるエソは全てワニエソで,エソ釣りのエサは現地調達のアジです。アジ釣りのエサはサビキ仕掛けでマキエにアミエビを使用しましたが、ポイントを変えながら釣り歩くとマキエは必要ないのでは?と思うほどよく釣れました。特に夕方の時合いはいくらでも釣れます。地元の刺し網の修理をしていた漁師の方が「良く釣れるネ〜 仕事をしてられんわ」と言われるほどでした。でも…アジ釣りに愛媛まで来たのではないのですけど…