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釣行記Fishing report




 宇和島遠征レポート
2020年2月8日〜11日  愛媛県宇和島     会員0017  坂本照治



 昨年末、レインマンサーフ上野会長と納竿大会に同行した折りの雑談で、会友が宇和島でヒラメを爆釣したという話をしていると、『一度私も誘ってください!』との依頼があり、裏野氏から2月の飛び石連休に上野会長を誘って釣行を計画しようと話がまとまり、28日〜11日の間で宇和島へ遠征をすることになった。
 釣行にあたり、まずは餌の手配・・・。新型コロナウィルスの影響で、マムシが無く、どこの餌店でも入荷未定状態だとか(>_<)。青イソメは国内で養殖をしており、何とか確保。「まぁ、青と鯵(アジ)さえあれば何とかなるやろ!」と楽観(?)、8日朝に大阪を出発した!!

 宇和島に到着し、早々に鯵の仕入れに向かうと・・・鯵販売店の桟橋にある鯵を生かしてあるカゴが全て空? 「え〜売り切れか? えらいこっちゃ!明日は青イソメしかないぞ!!」

 日帰り温泉に入浴し、夕食後は宿にて急遽作戦会議を行い、餌が青イソメしか無いので、明日は上野会長が以前に行ったことのある愛南町でカワハギ狙いをすることにして、寝床に就いた。

 一日目、愛南町麦ケ浦の護岸に上野氏、私、裏野氏と三名が並んで竿を出した。間もなく上野氏がカワハギを釣り上げる。24p・・・少し物足りないが、幸先よし! 続いて私にもカワハギ、これも寸タラ・・・。裏野氏は餌取り(キタマクラ)と格闘?。そんな時、私の竿に初めてドラグを鳴らすアタリが出た! 上がって来たのは、イラ34cm・・・ これも物足りない! しばらくして上野会長が竿を曲げている、上がってきたのは2429pのカワハギのダブル! 今回の遠征で初の拓物だ。その後はキュウセンやカワハギが釣れるものの全て拓に足らず、17時納竿とした。

 宿へ帰る途中、昨日の鯵販売店に寄ってみたが、やはり【鯵品切れ中】の看板が掛かっていた。「困ったなぁ〜 明日も青イソメのみの釣りか…」。2日目は上野会長が行ってみたいと言っていた遊子の浮き桟橋に行く予定だが、青イソメだけでは本命のヒラメを狙うことが出来ない。宿の方に鯵があるかを聞いてみると・・・「生きアジはあるが、いけすが桟橋にあるので明るくならないと取れない」という返事、ヨカッタ!これで何とか生きアジを確保できた。


 二日目、今回遠征の目的である遊子の浮き桟橋に渡る。渡船乗り場に着くと、天候は良いのだが、強風が吹いている。船頭に通称4番の浮き桟橋への案内をお願いした。目的の4番には誰もおらず(というか全ての浮き桟橋に誰もいない)、無事3名とも渡ることが出来た。爆風が吹き荒れる中、早々に準備に掛かる。各自青イソメや鯵を付けた竿を出し終えるが、アタリが全くない。それどころか、爆風で三脚が何度も倒れる! 更に、風向きが正面左から吹きつけ、投げても錘がほぼ桟橋付近に戻って来る始末(…我慢の釣りが続く)。
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時過ぎ、餌の確認をしようと持った竿に魚の気配・・・上がってきたのはエソ55p、ようやく拓物が釣れて一安心(^v^)。エソは何時もならドラグを鳴らすアタリが出るのだが、爆風でわからなかった。なにわともあれ坊主は免れた。


 2時間が経過、12時頃、またも餌を変えようとして持った竿に魚の気配!!しかし先程の手応えほどではない、エソなら小さいなぁ〜と思いつつリールを巻くと、海面に浮いて来たのはヒラメ(Cランク)! 最後の絞め込みをかわし上野会長が差し出す玉網に無事納まった\(^_^)/。
 早速LINEで会友に写真を送ると、クラブ員から祝福のメッセージが相次いで送られて来た。その後、鯵餌も残り少なくなり、私は虫餌でイトヨリ、アマダイ狙いに専念した。すると14時過ぎに3拓目のイトヨリが釣れ、まずまずの結果に満足! 上野会長も初日にカワハギの拓物を釣っておられるが、その後は不調、何とか本命のヒラメを釣ってもらいたい……。


 納竿時間の16時が近づき、そろそろ竿を仕舞おうかと相談をしていたその時、上野会長の竿に小さなアタリが出た!少し待ってアワセを入れると、竿が大きく曲がっている。「エソかなぁ〜」と半信半疑でリールを巻いておられる? 水面に現れたのは本命のヒラメ(Cランク)! 最後の最後に念願のヒラメを釣り上げられ、有終の美を飾られた。

 翌日の帰路で、上野会長より「たいへん楽しい釣りができました。また誘ってください」とお礼を言われ、裏野氏は、「喜んでいただければ、宿や渡船の手配をした甲斐があった。また、計画しますのでご一緒しましょう。今回は裏方に徹しました……(泣)」と、拓無しの結果となった言い訳をしていました。                          
      

 

 

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