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なにわキャスターズクラブ公式ホームページ









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なにわキャスターズクラブ

釣行記Fishing report




「タカノハダイ、ウシノシタを狙って」
 
         2015年11月22日〜11月23日     会員ナンバー0016  宮内宏知

 今回は、熊野の竜宮から指令が届き、私がタカノハダイ、西橋氏がウシノシタをゲットするため、天理で採華ラーメンを頂き、験を担いでの釣行である。
    
 まずはタカノハダイ狙いでマブリカへ磯渡りする。西橋氏は第一投目から遠投で狙っているが、強い引き潮で錘が手前へ流される、大物のアタリはあったが掛け上がりに根掛かりして痛恨のバラシ。私も根掛かりに悩ませながらもキュウセンA、カワハギA、メイチダイ、ガシラ、赤ハタと多魚種が釣れて魚影の濃さが感じられた。カワハギは肝パンパンの鍋用が15枚、よいおかずは釣れたが本命のタカノハダイは釣れなかった。
    
 その日の夜釣りは西橋氏のウシノシタを釣るべく地方のポイントへ、私は車中でビールとお酒を頂き明日に備えて爆睡。西橋氏はヘダイAを釣るも本命は釣れなかった。

 次の日は、過去によく通った箱島へ磯渡り、幸先よく赤ハタの37センチ、また、ガシラ等の根魚も多くここも魚影の濃さが感じられる。メイチダイ、カワハギ等が釣れるも大型は釣れず、カワハギのAを追加しただけであった。
   
 今回もタカノハダイは釣れなかったが、グレ氏がタカノハダイの45センチを釣っていた。グレ氏にとっては外道中の外道、猫もまたいで通るという魚ではあるが、私はこの魚を釣れるまで狙うつもりである。


続編「箱島でリベンジ」
 
               2015年11月28日 会員ナンバー0016 宮内宏知

 タカノハダイという魚は上物氏は良く釣るのだが、投げ釣りではなかなか難しい。今回も通い続けなければ釣れないとの思いで、単独、同場所に磯渡りする。根魚が釣れる場所は沈み磯があり掛けても取り込みが難しいものだ、今回もその方向で大物のアタリはあったが取り込めず。カワハギ、ガシラ、メイチダイ等の小型が数尾で、拓物は釣れなかった。再リベンジしま〜す



「実績釣り場を探索」
 
         2015年10月31日〜11月1日(中潮)  会員ナンバー0016  宮内宏知

幻のヨメゴチを狙うべく紀東へ単独釣行を決断した。
 1日目、熊野の磯でカワハギ、キュウセンを狙い、拓物釣って余裕でヨメゴチ探索…と作戦を考えつつ大台を超える。熊野のポイント近くで仮眠後、磯へ行くと海は少々荒れているが影響はなさそうで、満潮から下げ潮の釣りで大物を期待する。

 最近は良い釣果に恵まれないが、今回は赤ハタ27p3匹、カワハギ25p6匹、28pの拓物1匹、キュウセン出なかったが納得できる釣果であり、天気、景色とも最高で気分がリフレッシュできた。また、40pのブダイを釣られた地元のおじさんに色々な貝の食べ方を教示していただき、また実際に焼いてもらって美味しくいただきました。楽しいひと時有難うございました。納竿後、尾鷲の温泉で体を癒し、引本で竿出しするも美味いお酒(北島酒造 しぼったそのまま一番酒)をいただいて爆睡。

 2日目、幻のヨメゴチを狙いに行く。渡船での釣行経験はあるが、徒歩での釣りは初めてであり、少々不安もあるが期待も膨らみ根性を決めてお山に入っていく。登山したりしたり、沢伝いを歩いたりと難関箇所が沢山あり、もう帰ろうかなとも思ったが、寝かしたポイントは何時か復活すると思いつつ、たいへんな場所をクリアし海の見える尾根にやっとたどり着いた。しかし、驚いたことに断崖絶壁で歩いて降りれるようなところが無い、右往左往するも彼方に思い違いの島が見え、地名も西ノ谷山であることが判明、今回の釣りをあきらめて往復3時間の探索は無事終了・・・・・
     

☆おまけ 2015年11月3日 深日港〜みさき公園裏番川テトラ

  余ったエサで深日港へ釣行しカレイを狙うもボーズ。昨日は釣れていたそうだが本日は4人の投げ氏全員がまだ釣れていなかった。昼に切り上げ、過去のポイント番川に満潮の地合いに挑戦するもカワハギの20pが釣れただけで魚釣りの難しさを思い知った。負け惜しみですが、楽しみはたくさん釣りました。
  



「幻魚キジハタを狙って」
 
           2015年9月5日〜6日(小潮)  会員ナンバー0016  宮内宏知

幻の魚といわれるキジハタを狙って、岡山県下津井の地方へクラブメンバーの坂口、西橋氏の三名で釣行しました。
 岡山では初めて地方での釣りだが、渡船からは見慣れた場所で、潮が速く潮流をよく読まなければ釣りにならないというポイントです。夕方から私と坂口氏が埋立地、西橋氏が手前の砂利浜で竿出し、幸先よく私にマダイの3センチ、西橋氏もキジハタ25センチ、坂口氏はシログチ30センチと釣れるも後が続かず・・・

 

期待したほど釣果が振るわなかったので、潮変わり前に移動することにした。最後に坂口氏の竿にスズキ60pが釣れていた。居食いであり「何処へ行ってもクロダイ等の黒物ばかりで赤物は釣れないナー」とぼやいている。
 
護岸ポイントへ移動し、私が、キジハタ31センチ、西橋氏は同じポイントで粘って33センチのキジハタ、坂口氏もマダイの30センチを釣っていたが、あとが振るわずだった。夜が明けて納竿前に坂口氏のドラグがけたたましく鳴ったが、釣れたのは期待を裏切る黒物のクロダイ44センチ、雨中での釣りとしてはマーマー釣れたかなと思ったポイントである。素晴らしい釣果も期待できると聞いているので、再度行きたいポイントに入れておきたい。


 参考ですが、半夜釣りの岡山の2人は、マダイ53センチ、クロダイ40センチ。キジハタ35センチの3尾を釣って帰られました。 今回、釣果の良かったエサは全てコウジで、タイムシには何も来なかった。

※釣り場については本ホームページの「ポイント集」をご覧ください。




 ー宮内氏の釣行記 1〜5弾ー

【第1弾 本年初釣行 第14回協会春季大会】  会員ナンバー0016  宮内宏知

 日時 平成26年4月19日
 場所 三重県鳥羽市答志島

 春季大会は、毎回お世話になっている西大阪サーフさんと共に鳥羽から渡船を利用しての楽しい釣行となりました。
 菅島から順次渡り、私は大野会長と答志港へ渡してもらった。ポイントの説明、釣り場を確保して頂き期待を込めて釣り開始。

 ポイントを知り尽くした大野会長は、早々にクロダイの40p級を2匹釣られる。私も対象魚を確保したいと思っている時、アタリがあると教えていただく。思い切って合わせると、手応え十分で水面に現れたのはクロダイ、小さいが玉網ですくってもらい異種2匹目を狙う。
 その後、大物は釣れず夜明けを迎える。カレイ、アイナメの大物が来ないかと思っていると久々のアタリ、合わせると良い感触で首を振り振りしている。水面に現れたのはアイナメである。大野氏もマダイを釣られており権利は確保したが、その後大物は釣れず迎えの渡船で戻る。西大阪サーフの会員さんは、さすが鳥羽の漁師ですわ。大真鯛、クロダイ、アイナメ、マコガレイ等、大物がズラリ、いつもの事ながら「スゴイ」の一言です。

 私の釣果(協会8位)アイナメ 41.6p クロダイ 36.6p 合計78.6p



【第2弾 愛媛県戸島に渡る】    会員ナンバー0016    宮内宏知

日時 平成26年5月3日〜5日
場所 愛媛県 戸島・嘉島

 久々に西田、西橋、坂口氏と4人で大ダイ、ヒラメ、アマダイ、イトヨリ等の大物狙いで、生きアジも購入しての珍道中となりました。1日目、私と西田氏は戸島へ、西橋、坂口氏は嘉島に渡り、思い思い竿を振る。私は生きアジでヒラメを狙ったが、ワニエソの63、60、53cmだけであった。電話連絡をすると西田氏は45cmコロダイ、西橋氏もカサゴ30cm、ワニエソ59cmと拓物を釣っていた。そんな中、坂口氏のクラブ記録となるカンダイ92.5cmにはビックリさせられました。

 民宿へ戻って小宴会、クラブ記録のお祝いて夜遅くまでお酒を飲みかわしました。楽しい宴の後は床につくなり部屋には大クジラが何匹もいて朝まで騒がしい初日となりました。

 2日目、3日目の午前中も粘りましたが、西橋氏がカワハギ、イラの拓物を釣っただけで目立った大物は釣れませんでした。

 




 

【第3弾 大阪協会オープン投げ釣り大会】  会員ナンバー0016  宮内宏知

 
日時 平成26年5月17日

場所 和歌山県天神崎

 5月例会(オープン大会併催)は、西橋氏が天神崎の赤灯へ、山下氏と坂本氏が何時もの磯場へ、坂口氏と宮内氏が初釣りで釣果の良かった波止で竿を出す事になった。

 毎回、マダイ、コロダイ、スズキの大物が出る磯場では、山下氏がまたもやコロダイ51.6cmを釣られた。坂口氏はキビレ、マダイ、ウナギと連続のアタリ、しかし、私には全くアタリなし。おまけに、ケムシ、ヒトデまで釣れてくる始末、作戦の変更で、坂口氏の右横に移動してやっとキチヌが釣れた、また、夜明けにマゴチまで釣れて権利獲得。

 山下氏はシロギス28.4cmを釣り例会優勝。坂本氏はキチヌ37cm、西橋氏はコロダイ51、5cmを釣るも、相棒が釣れずダウン。

私の釣果(協会19位) マゴチ 38.7p キチヌ 31.0p 合計69.7p 


   

【第4弾 笠岡でキジハタのクラブ記録】    会員ナンバー0016    宮内宏知

日時 平成26年5月30日
場所 岡山山県 笠岡 

 坂口氏と2人で笠岡へ釣行、この方面は3回目の挑戦となり、真鍋島の一文字や磯でキジハタの拓物は釣っているが、今釣行ではモンスター級のキジハタ、マダイを釣りたいと思い、、船長にポイントを教えていただき、真鍋島と北木島の間の島の磯に渡してもらうことになった。

 磯へ渡り、早々にキジハタ42.5cmのクラブ記録と28cmの小型キジハタが釣れて幸先は良かったのだが、その後、夜が明けるまではアナゴだけに終わった。

 帰りの迎え時間は5時30分と時間は少ないものの、潮が動きだしてからクロダイが釣れ、次に投げ返すとすぐにドラグが鳴り、かなりの大物の手応えだったが惜しくも根に潜られてアウト! これからというところだったが、迎えの時間が来て終了。

 坂口氏はマダイ5匹とクロダイを釣っていた。次回も大物のマダイ、キジハタを釣りに行くことを約束し帰路に着いた。





私   キジハタ 42.5p(拓寸) クロダイ 48.9p
坂口氏 クロダイ 40p  マダイ 31.0p、33.0p


 

【第5弾 笠岡のオオマダイ】    会員ナンバー0016    宮内宏知

日時 平成26年6月13日
場所 岡山山県 笠岡 真鍋島 ロープ

 今回は西橋、坂口氏と3人で笠岡へ釣行した。坂口氏は真鍋一文字、西橋氏は真鍋島の尾鼻に渡る。

 今回は、コウジ40個、マムシ1000円、さらにイワシを購入し、朝から半夜までの長時間の釣りである。朝の地合いに道糸8号、ハリス10号の仕掛けでドラグを弛めていた竿が吹っ飛んだ。竿はグイグイ海の中に引きこまれ、これまでかと思ったが竿は無事に浮上。ラッーキー! 竿は回収したが獲物の姿はなかった。(今年の初泳ぎ(竿の)となる)

 さらに次、ドラグがけたたましく鳴った。合わせると凄い手応えと共にすぐに根に張り付いた。またか! と思いつつ道糸を弛めると魚が動き出したのでリールを巻くと8号ハリスがあえなくプッツン! どうした事か… 全くどんくさい。

 気を取り直して投げ返すと、小刻みなアタリ、がドラグを待っていかないので合わせを入れてみるとそこそこの手応え、上がってきたのはクロダイの45cm級であった。口掛りが悪そうなので玉網を使おうと思ったが取り込み位置が悪くそのまま抜きあげたところポトン。あらまあどういうことですか?
その後はフグばかりで万事休す。

 半夜は釣れそうな気がしたが、アナゴ、フグのみで、最後の最後に小さいマダイが釣れて拓物連続記録だけは何とか継続したが、まだまだ未熟さを感じました。オオマダイ、キジハタは何処に?

私 マダイ 30.0p
西橋氏 クロダイ 50pを含む7匹  マゴチ 57.0p

タイノタイ

 

 

 

 


「クラブ記録更新」
 
               2015年5月3日〜5日  会員ナンバー0056  坂口浩之

今回は、いつもの相棒とクラブメンバーの宮内氏、西田氏の4名で宇和島をめざしました。

エサは事前に送ってもらっていたので、宇和島まではトイレ休憩のみで現地入り、後は活きアジの確保です、この時期、アジが釣れないことが多く、釣れても少し大きいサイズしか釣れないので、買って行く事にしました。しかし事前に確認したところ、津島町のエサ屋には在庫が無いというので、さらに南下して愛南町の活きアジ屋まで買いに行く事に… 何とか活きアジを確保、渡船乗り場に到着したのは4時半! 予約の5時には何とか間に合いました。

初日は私と相棒は嘉島へ、宮内氏はヒラメ狙いで美砂子、西田氏はイトヨリ狙いで小内浦大波止でそれぞれがんばります。嘉島は過去かなりの大物が上がっているので期待が高まります・・・。
 私も相棒も虫餌メインで大物を狙いますが、一向に当たりがありません? エサもそのまま上がって来る状況にイヤ〜な空気が流れます。明け方の満潮の時合いにも反応なし・・・

次に、下げ潮に期待して投げ返していると、どこからかジジィーっと申し訳なさそうなドラグ音が聞こえました? 合わせると何か付いているがたいした魚ではなさそうです、海面にあらわれたのはアマダイ!しかし、サイズはかなり小さく29センチ!
 その後、エソ56センチを追加、相棒にも良型カサゴの30センチや60センチ近いエソが釣れて、下げ潮が時合いか?と次々と投げ返します。しばらく沈黙が続いた後に、ジィーーーーーーと今日いちばんのアタリが出ました!

 大合わせをするとドスンともの凄い重量感が伝わります! 何とか底が切れたのでゆっくりとポンピングで巻いていきますが、感触からしてエイなどではありません、足元までは寄せてきたところで相手が強烈な反撃に出てきました! 竿がのされそうになりながらも何とかドラグで交わす事3回、やっとテーパーが見えてきました。横で玉網をもってスタンバイしている相棒がデッカイアマダイや!って言うので覗き込んでみると、何やらピンク色の巨体が見えました。私は、いやマダイ違うか! と言いながら浮いて来た魚を見ると、恐ろしい姿をした巨大なコブダイではありませんか! 玉網には入ったもののこのまま引き揚げると玉網が壊れてしまうんじゃないかと思うぐらいの重量で、二人で玉枠を持ち、無事引き上げに成功!
 しかし、あまりの巨大さにどうしていいかわからず、取りあえずスケールをあててみると90センチ近い寸法です!

 しかし、こんな巨大な魚が入るクーラーは今回持ってきておらず、口からロープを掛けて吊るしておく事にしたのですが、活きたままではあの強烈な反撃でロープが外れて逃げてしまうんじゃないかという不安があり、絞めてから吊るす事にしました。その後も懸命に投げ返しましたが、迎えの5時までは何のアタリも無いまま1日目が終了。宮内氏はエソの63センチほかDランク数尾、西田氏はコロダイ45センチの釣果でした。

2日目、私と相棒は1発大物を狙って小内浦大波止へ、西田氏も同場所やるという事で、3人揃って頑張るも、昼まで異常なし! 宮内氏は本浦L波止で根掛かりに沈没、相棒と宮内氏は巡航船乗り場へ移動、私も本浦大波止へ移動しましたが、ミニカサゴばかり、相棒達はカワハギを数匹という結果でした。夕方、3日目のアジを確保するためにアジ釣りをして何とか20匹くらいは確保できました。2日目終了。

3日目、宮内氏とヒラメ狙いで美砂子へ、相棒は最後の望みをかけて小内浦大波止、西田氏は3日目も同じ場所、と思い思いのポイントで最終日の釣りをスタート。
 昨夕釣った貴重なアジを次々投げていきますが、昨日同様に全く反応なし? そして、迎えの時間が来て今回の釣行は終了となってしまいました。春はあまり良くないとは少し予想していましたが、これほどアタリが無いのはつらいですね!

 来年は考えます… でも、この方面へ来ると高確率でクラブ記録を釣ってるんですけどね・・・ 久しぶりにクラブのメンバーと釣りに行けたので楽しかったです。

 私の釣果 コブダイ 拓寸92.5センチ(クラブ記録)  ワニエソ56センチ



「境水道で雨男返上?」
 
               2014年11月1日〜2日  会員ナンバー0056  坂口浩之

 11月1日〜2日の連休に相棒と宇和島方面へ行こう!と予定していましたが、数日前になって天気予報は雨! またやぁ〜! 今年の連休はことごとく雨に当たっており、私の数少ない釣行の70%〜80%が雨の様な気がします。いつのまにか 相棒からは”雨男”呼ばわり!
 せっかくの連休のチャンスなので、あちらこちらの天気をチェック、何とか釣りになりそうかな?と目的地を境水道に決定! 夜に雨が降るものの昼間は大丈夫という嘘のような予報です。他の場所では何処もずーっと雨なのに?
 私の狙いはヒラメ、マゴチなので昼間の釣りだけで十分なんですが、相棒は夜釣りもすると気合が入っています! 途中のエサ店でアジ釣り用のアミエビ、そしてユムシも相棒に釣られて10匹買ってしまいました。ポイントの境水道(鳥取県側)セメント工場前には夜中の2時ごろに到着しました。
 私は雨が降る中、相棒を一人残してアジ釣りに行きます。ちょっと可哀想と思ったんですがテントを張って頑張る!と言うので見捨てていきました・・・。
 アジを釣って戻って来ましたが、本当に朝になったら雨が止むんかな〜? と思いながら朝まで仮眠、アラームで起きてみると、本当に雨は止んでいました。すごいっ天気予報!

 さっそくアジを付けて投入しましたが、一向にアタリがありません? 椅子に座ってウトウトしていましたが、ジィィィーーと言う音で目が覚めました! アタリです! 合わせを入れてリールを巻きましたが、数回巻いた所でプツッン! 8号ハリスが切れてバラシてしまいました。今が地合いとまでに直ぐに投げ返すと、スグニジィィィーーのアタリ! 今度こそは!と巻き始めましたが、またしてもプツッン! なにっ? 全く正体が分かりません! サメしか頭には浮かんできません・・・。
 気を取り直してアジをエサに投げ返します。しばらくするとジィィィーのアタリ、3度目の正直やと思いながら、無事取りこんだ獲物は何と!50センチほどのサワラでした! 何か期待はずれの様な情けないような・・・ でも、最初に切られた奴は手ごたえからしてかなりの大物だった様な気がします。
 その後、正体不明の怪物に2回も竿をのされて、道糸を切られるという今までに味わった事のない体験をしました。後で相棒にその話をすると、多分超巨大エイだろうと言われましたが、相棒もどうにもならないような奴に何回か切られている模様です。底にへばり付く感じからしてそうではないか? という事なんですが、そう言えば竿の入り方はエイ?だったかも・・・

 その後、ユムシで夜釣りをしましたが、釣れるような気配が無いので、翌日のエサ用のアジ釣りに出かけます。相棒は相変わらずテントの中にこもったままで、携帯でテレビを見たりしながら結構くつろいでいます。そして、再び雨が降り出しので、私は車中で朝まで爆睡! アラームで目が覚め、外を見ると雨が止んでいます。すごい!
 釣り再開、アジをエサに投入、いきなりジィィィーーのアタリです。多分サワラやろな〜? と思いながらリールを巻くと、やはり昨日と同じくらいのサワラでした。別の竿にはへびが釣れてきて、なんとなく昨日より活性が高いような気もします。再びアタリが出て41センチのエソ! こいつが釣れて何かホッとしました。

 この日は何か釣れる様な気配がムンムン、風も出てきました。今日は昼までの予定なので最後の気合を入れて投げ返しますが反応がありません?
 残り1時間、アジを投げて少しさびいた所でいきなり竿がグィーン!と持って行かれました。とっさにドラグを緩めるとジィィィーと糸が出て行きます。止まった所で合わせを入れるとまあまあの手応え、近くまで寄せて来ると海面に何やら茶色い魚が見えてきました。心の中で平べったくなれ!と神頼み、上がって来たのは小さいながらマゴチの44センチでした。ヒラメではありませんでしたが、厳しい状況の中、狙い通りの魚が釣れてほんとラッキーでした。その後は雨が降り出したので急いで撤収となりました。
相棒さん! これでも私は”雨男”?

 ー今回の全釣果
 
 エソ    41センチ
 マゴチ   44センチ
 サワラ   50センチ級 2匹




「熊本でハゼクチ退治」

 
               2014年3月13日〜16日  会員ナンバー0056  坂口浩之

 今年に入ってからと言うもの、超多忙な仕事のスケジュールが続く中、ピンポイントで休みが取れたので、去年からもんもんとしていたハゼクチ退治を決行する事にしました!
 今回お付き合いしてくださる方は釣友のNさんです。そう、去年は同じ計画で出発の数時間前にNさんが体調不良で中止になってしまったんですが、今回もお付き合いのお願いをしてみたら、なんなくオッケー!をいただきました。
 3月13日(木)9時半ごろにNさん宅を出発し、16日の朝の時合いまで釣って帰ると言う予定なんですが、私自信少し複雑な心境でして・・・。というのは、その週も多忙で、月曜の夜に倉敷から帰り、翌日は社内で仕事をしていると、一報が入って来まして、明日の朝から山口県岩国市に緊急の仕事に行ってほしいと・・・。13日中には帰れるんですが、その夜、再び来た道をもどらないといけないと言う事になります! その道順を考えると、ぞ〜っとしましたが仕事なので仕方ありません。
 何とか、昼前には仕事を終わらせ、大阪に帰ったのはそれでも17時ごろです。急いで家に帰って準備をして、3〜4時間後にはまた、熊本まで走らなくてはなりません!

 この事を会社の同僚に話すと待ち合わせを山口県にすれば良かったのに!っと大笑いしていました。
ちなみに、私は運送業ではありませんので・・・。
 前置きが少し長くなりましたが、順調に熊本に向けて走っていると山口県辺りに差し掛かった時です。突然大きなな音でアラームが鳴りだしました!その音にビックリしてブレーキを踏んだ時、突然車が強風にあおられたようにゆらゆらっ!と揺れました。そうです、地震だったんです!その時初めてアラーム音が携帯の地震警報だと分かりました。地震の規模はマグニチュード5強と少し心配はしましたが、大丈夫だろうと2人で判断し何とか無事5時半には1日目の目的地の坪井川河口(要江)に到着しました。夜明と共に、まずは漁港の波止からやってみますが、絶好の満潮前後の時合いにも全く反応が無く、予想していた通り、今シーズンは全然釣れていない様子で、私も実は半分は○ボ覚悟でして・・・。

 昼前にはここをあきらめ緑川で満潮前の夕方から再び狙う作戦で移動を決定!
 そして、暗くなった満潮前にようやく33a、続いて40aのDランクが登場しましたが、時合い終了。でも、何とか2匹釣れたのでホッとしました。これで、空いていたBランクが埋まり、残すはAランク8匹となりましたが、今回は良型は望んでいません、数がほしいんです。Nさんがニベを数匹釣った所で朝の満潮まで爆睡!

 2日目は夜明前には全ての竿を投げ終わり、後は、ハゼクチが釣れて来るのを待つだけです。居るポイントは分かったんでそこに集中して投げると、やはり来ました! 立て続けに3匹ゲット! このまま終わって帰れるか・・・。
 しかし、ここで時合い終了! 残り3匹を残して夜釣りに突入です。やはり、潮止まり前になって続けて2匹が釣れ、関○投○S氏からも応援メッセージをいただき、予想もしていなかった今回の釣果に期待が高まるなか、いよいよラスト1匹で今回の計画は終了!・・・のはずでしたが、無常にもここで時合い終了! 明朝9時には大阪に向けて出発したいと考えています。朝の満潮は9時ごろ! やれない事はないんですが、この時間帯は漁師の船が頻繁に出入りするので、竿を上げておかないといけませんので、恐らく釣りにはなりません。そこで、朝の時合いを要江で釣る事にして移動を決意!

 取りあえずは偶然も期待して竿を出して寝る事に、夜なかに何回か起きて確認するも、魚はついていません。夜明前に起きて気合を入れて釣りますが、一向に反応がありません、そろそろ漁師の船が出て行くので、ここは目の前を船が猛スピードで行くので、全ての竿を超近投にしてアタリを待っていると、一隻の船がこちらの護岸に猛スピードで向って来ます。当然私は手前で方向を変えると思っていましたが。予想を超えた距離から方向転換! ヤバい!っと思った時には、ガッシャーン!の音と共に1本のスピンパワーが海に浮いています。一人であぁぁ〜と叫びながら他の竿で引っ掛けようとしましたが、他の竿もさっきの勢いで道糸が絡んでなかなかはずれません。あせっている合い間にも竿はどんどん流されて行きます。とにかく人の歩く速さよりも早いんで・・・。やっとの事で数投しましたが時すでに遅し・・・。見送るしかありませんでした。長年一緒に戦ってきた竿でしたが、こんな形でお別れになるとは思いませんでした。

 結局は、1匹残しとなり、竿、リールも残して来てしまいました。
Nさんもニベ、キチヌ、ハネにハゼクチ2匹と言う釣果でした。お付き合い本当に有難う御座いました。
 
ハゼクチ            33a〜40a8匹
                            Bランク    3匹
                            Cランク    4匹
                            Dランク    1匹




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