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海青く、空蒼く、森碧く自然はいつも私たちに憩いと安らぎを与えてくれます。
なにわキャスターズクラブ

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大ちゃんの釣りレポ その30 IN 宇和島

 2019年12月29日・31日 中潮 
釣り場:愛媛県宇和島各所

 年末に恒例となっている宇和島プチ遠征。今年はいつもの『なにわおしゃぶり隊(何でもしゃぶしゃぶで食べたがる特殊部隊?)』に加え、役員トリオ、こと副会長照さん、ご意見番裏野氏に宮内師匠と総員7名、車2台の大出撃となった。最終日の大晦日は10m超えの爆風予報なので、2930の釣りがメインになると見た。

 28日の仕事納めから弾丸用意して、21時に高井田集合・出発。今年の年末は最高気温15℃以上と異様な天候だがそんな事も気にせず、和気あいあいとくだらん話で盛り上がれば3時頃には宇和島に到着。エソ・マトウ・ヒラメのエサとなるアジを仕入れて各々ポイントへ。

 初日は人気の浮き桟橋に役員トリオ、混雑を嫌うおしゃぶり隊は最近下火気味だが得意の津島方面地方へ。相棒はっちゃん、坂口兄貴と順に降ろして私とニッシャン先輩はイカも狙えるポイントに。真っ暗の午前4時からイカ釣りに励むが・・今日はアタリが皆無。白んでくる前から、本業投げ釣りに転身。潮は上げ8分に差し掛かり勝負タイム。『ジッ!ジイ~~~!』と、いきなり喰ってきたのはアタリ程大きくなかったが、綺麗なイトヨリ37㎝程。
 その後、先輩共々ランクモノのエソを追加したところで、ニッシャン先輩の竿からけたたましいドラグ音。『ジジジジジ~~~~!!!!』合わせを入れるとソコソコのお魚と見て取れる。腱鞘炎で例会参加もままならない先輩だが「アカン!!腕痛い!!チョイ休憩!!」「アカンて!!もうチョイ巻かなそこのロープに喰われるで!!」と、玉を構えると、水面下でお魚がひるがえった!?まさか!? 無事に取り込んだのは50㎝に少し届かない良型白アマダイ
「ヨッシャヨッシャ~!!」子供のようにはしゃぐ先輩を見届けると今度はこちらにもエエアタリ! 水揚げされたのは、スーパーランクのイラ46㎝・・。

 その後もギリ拓物のイラやエソを追加。退屈しない程度に時間が流れる。と、又又先輩にエエアタリ!! 先程までではないにせよ、水深があるのでリールを巻く手に力が入る。徐々に緩んできて玉に収まったお魚は、40㎝クラスの美味しそうな真鯛。「そりゃ~エエ正月になったな~♪」と祝福。
 他の方々はというと坂口兄貴もイトヨリにエソ、更に美味しいマトウ鯛を撃沈。新規開拓に出たはっちゃんは特大エイ3連発の後、地元の漁師より「ここで投げ釣りしてる人は見たことないな~ ここはイカやで!!」と、トドメを刺されてこちらも撃沈? 又、浮き桟橋に渡った先輩方もエソがポロポロ程度で副会長照さんの30㎝オーバーのガシラ以外は今ひとつの様子にて、初日は終了。『津島やすらぎの里』で汗を流し、マルナカで寿司等買い出しすれば、狭いバンガローに大人7人にて忘年会その①開始。例の如くたわいもない話で盛り上がり、10時半には爆就寝。


 2日目は予報通りの雨・・。再度、浮き桟橋に渡る役員トリオを見届ける。こちらは、雨でも風が弱いとのことで、三浦半島北側に冒険を試みる。

 各自、思い思いのポイントに入り、爆投げするが、思いの底では無い・・とか、水深が浅すぎる等でそのたびに呼びつけられ、宇和島ハイヤー状態で釣りに没頭できず・・。相棒はっちゃんは根掛かりに苦しみながらも、良型マトウ鯛を仕留めた。少し遠方まで送った坂口兄貴は投げ釣りを捨ててイカ釣りに夢中だとか・・。それでも、何とかハンバーグサイズを2ハイ釣り上げご機嫌な様子。各自楽しんで、2日目の釣りも終了。それから買い出し、忘年会その②.明日は釣り自体が困難な予報なので、宴会の方に力が入る

いつものおしゃぶり隊特製キムチ鍋は、役員トリオも絶賛の様子。釣り談議に昔話と遅くまで楽しんで、令和元年の釣りを完結とした。


本年も皆様おつかれさまでした! 来春も楽しい釣りをしましょうね!

大ちゃんの釣りレポ その29 IN 能登島

 2019年12月15~16日 中潮  釣り場:石川県七尾市能登島

 「16日の月曜日、チョイ仕事に空き間がるんですけど・・土曜の晩から能登にデカ石ガレイやりに行きませんか~?」、「またそんなこと言うとる・・40オーバー釣れるんか~?」、「釣ります!釣らせます!?」 と、前回の鳴門釣行の2日後にやりとりしたのは、クラブのご意見番、裏野氏。12月の能登は中々釣行しづらい日が多いが、そこは『なにわきっての晴れ男2人』と、強引に計画をたてた。

 土曜の仕事を終え、少し自宅で睡眠を取ったら午前2時前に高井田集合でいざ出陣! エサは事前にTポートより青イソメ2キロ、赤イソメ500g、マムシ6000円分が届いているので、途中、金沢東の牛丼屋で特盛・朝牛をぶちかませば、白みがかった7時前に能登島上陸。まずは『南の護岸』でやることに。

 予報では、北よりの風4m、気温38℃となっていたが、防寒着を着ずにレインコートで十分という嬉しい誤算♪。実釣に入ると1投目からの根掛かりで意気消沈のご意見番・・。こちらもエサ取りに悩まされながら打ち返すと、拓寸まで届かずとも元気な良型キス25㎝程がポロポロ。
 その後、根掛かりポイントをかわしながらも爆投げするご意見番にエエアタリ! 竿尻を浮かした後、静止したので待望のカレイを期待するが・・『ガン!ゴンゴン!!』と再度アタリ!半信半疑であわせにかかり、水揚げされたのはポン級良型アイナメ♪。「なんでカレイちゃうねん!」と苦笑いのご意見番・・。こちらはエサ取りが強烈でマシンガンキャストを繰り返すハメに。
 その後、期待の昼前に差し掛かると、またまたご意見番に『コン!グ~~ン……!?』、「それ!間違いなくカレイ!!」と、しばらく喰わせて合わせにかかるご意見番。立てた竿先が絞りこまれ、良型カレイと確信!玉網を構える。重々しいリーリングで寄って来たのは・・「えっ!?藻の塊?・・いや! 下にカレイおるわ!!」と、藻ごと玉に収まったのは40オーバーの石ガレイ♪。「いや~、長い間カレイのアタリみてなかったから半信半疑やったわ~♪」と込み上げる喜びを抑え、撮影に入るご意見番・・。
 その後、時合にも関わらずカレイからのシグナルは皆無で、気になる『無関』鳥ヶ鼻の西よりに移動したが・・ご意見番がカレイを思わす引きで2キロ近い大型クラーケンを水揚げ♪。カレイを釣らせてもらったお礼にと贈呈して頂き上機嫌で初日は終了(^^♪。『ひょっこり温泉・島の湯』で夕食、温泉を満喫して、今晩お世話になる『スニーカーの宿』へ。
 出迎えてくれた能登島の母より「あんたら、ホンマに天気選って来てるみたいやな~。昨日まで風もきつくて氷まじりの雨やったのに~」と激励され、ご意見番に「明日は50オーバーのカレイ2枚持ちの撮影して貰いますよ~」と、21時には、爆就寝。


 2日目は5時前起床でガッツリ朝飯を食べ6時過ぎに宿を後にする。東よりの風1m、気温-110℃で快晴の予報。放射冷却の関係か朝方は冷え込むが北風がかわせるので今年3月に45㎝カレイを仕留めた『百万石北』の釣り場をチョイス。ここは、クラブに入会する前から通う相性のいい釣り場で期待が膨らむ。
 薄暗い中、竿出し開始。ここで年内の釣りは久しぶりだが、いつも程エサ取りが居ない。いきなりチャンスか?と思っていると『グ・・グウ~~ン!』と大きく竿先がお辞儀して、そのまま静止・・。3分程度じっくり喰わせて、大きく合わせを入れると『ドド~ン!!!』とパットに負荷がかかる。「こりゃ、間違いないっすわ!!」50カレイのイメージが膨らむ。20m手前の海藻帯をクリアするべく何とか浮かそうとするが、強烈な重さで浮かず掛かってしまった。しかし竿を立て自身のスペックを信じ、糸鳴りしながら引っこ抜くと『ズ・ズズッ・・ズボ~~!!!』とクリア!!直ぐに高速リーリング!! 下で網を構えるご意見番に大量の藻ごと掬ってもらったのは、意外に小さかったが本命良型石ガレイ46㎝♪。期待の時間前だっただけに喜びも倍増
。ご意見番に「やるな~、でも得意のスミイチちゃうやろな~」と祝福?され、竿の番号を確認(竿に番号を付けている)・・。2番竿やから大丈夫ですわ!」と一安心♪。時合が来てるかもしれないので、すぐさま打ち返す。4つの三脚共有でランダムに投げ打つスタイルで、ご意見番もマシンガンキャスト。すると、大きくポイントをずらしていた一番端の竿から『ガシャン!!・・・・・』竿尻を浮かせてまたもや静止・・。頃合いを見計らい大きく合わせるとまたもや『ドドド~~ン!!』。先程のヒヤリを教訓に高速リトリーブで浮かそうとするが、またもや激重~~!! やはり又、藻場に喰われたが、1番端の竿だったので竿を立てたまま横に移動しながらテンションを掛けると『ズズッ・・ズズズボ~~!!』とまたもやうまく抜けた。再び高速で浮かせて取り込んだのは、先程より少し大きいゴリマッチョな石ガレイ(^^♪。ご意見番より「そのサイズ、そんな簡単に釣れるんか・・」と祝福され、50までもうチョイや!と、期待の昼前に差し掛かる。すると今度はご意見番にカレイらしいアタリ! 最初は重かったが徐々に軽くなり、水揚げされたのは・・今が旬のサゴシ君♪。「なんでやねん!!」とご意見番。その後も良型キスがポツポツ・・。夕方の時合に、アイナメを思わせるアタリに期待するが40㎝に満たないクロダイで、残念無念予定終了となった。

 やはり50㎝オーバーの2枚持ちは簡単にはいかなかったが、ご意見番にもカレイ・アイナメが釣れたし、45㎝オーバー2枚なら納得としておこう♪。能登は2月中まではお休みとしよう。さて、年内の釣りもあと1発。毎年恒例の宇和島プチ遠征。今年は7人の大所帯やし『なにわ友あれ珍道中』を楽しみにする今日この頃♪。

主な釣果=石カレイ46㎝・47


大ちゃんの釣りレポ その28 IN 鳴門

 2019年12月4日 小潮  釣り場:徳島県鳴門市里浦~撫養(むや)

 「あ~~美味しいマコガレイを食べたいな~♪、釣りたいな~♪」思い立てば何が何でも行きたくなるのが、釣りキチの性……。

 11月末、一年の集大成と位置付ける『大阪協会大物名人戦』では、久しぶりに宮内師匠とコラボ♪。和気あいあいと楽しい釣りに包み込まれ… 気づけば二人とも対象魚が小さすぎて審査にも出せず…共々撃沈。 そんな中、世間からは美味しいカレイの情報がチラホラ…。

 今週末の『大阪・兵庫合同納竿大会』も、土日共に仕事絡みの忘年会で参加出来ず、乗っ込みカレイの時期が日々過ぎていく。こういう時は無理やり仕事を追い込んで、何が何でも行動するのが『自分流』。

 ということで、単独都合を付けた124日、ほぼいつも通りの午前3時半に起床(仕事の時は4時過ぎ)。弾丸着替えて餌屋サワムラに直行、コンビニで自身のエサを調達すれば迷いなく鳴門方面へ。 予報では、西より風速57mとなっていたので、東に位置する里浦地区をチョイス。現地に着き早々に用意に入り1本目の竿を投げ入れると、ちょうど朝日が昇り始めた。潮は上げ3分、風の方も予報とは裏腹に、メバル凪ならぬ『カレイ凪』!? 1本目の竿をド本命のポイントに投げ入れ、竿先を注視しながら2本目の竿にエサを付けていると・・『ココン・・グ~~ン・・』えっ!? いきなりか!? いかにもカレイらしいアタリに期待が膨らむ♪。少し喰わせて大きく合わせを入れる。『ズズズ・・ド~ン!』と、海底から引っぺがす感覚。ゆっくり巻き取りにかかり特有の締め込みを味わえば、小さくとも玉網で丁寧に捕獲。水揚げされたのは、デップリと肥えた本命良型マコガレイ37(^^♪)。「よっしゃ! よっしゃ~!!」思わず声が出る… 1投目からやで!今日はなんぼ程釣れるネンと上機嫌。 しかしそんなに甘く無いのが投げ釣りの真骨頂? 時合ととらえて爆投げするも後が続かず… おまけに天気も急変、予報通りの爆風で三脚が薙ぎ倒される… 朝方の『小春日和』『カレイ凪』はいずこへ? 更に、とどめを刺すようにポイントの真上に小舟が2隻。しばらく様子を見ていたが、1時間たっても離れないので期待の昼過ぎの満潮を捨ててやむなく移動。

 風裏となる撫養川水道筋の東側に行くも、地元の方々がぶっこみ釣りをやっていた為、大塚倉庫手前に。爆風寒空の中、エギでイカ釣り釣りをしてる近所の少年に声を掛けると、「おいやん、年に何回かここらにおるな~、竿がハデやから覚えてるわ~」と激励?され、狂ったように打ち返す。日が落ちるまでねばったが得意のスミイチにて閉店ガラガラ……。

 やはり近郊カレイは難しい…。朝一の本命で有頂天になり、その後10時間もつらい釣りになるとは…。それでも、あの愛くるしいマコガレイの顔を見れば、又、懲りずに行き続けるのかな……。

釣果・マコカレイ37㎝……・

大ちゃんの釣りレポ その27 IN 鬼ヶ島
 2019年11月3~4日 小潮  香川県高松市男木島

この度の台風15号・19号により被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
 9月・10月の連休に計画した遠征も、台風や荒天に見舞われたため、すべて中止となった。

 クソ忙しい仕事の合間に、夏場のホームグランド雌雄島(男木島・女木島)を攻めてはみるが、際立った釣果と言えば、9月末の型物ガッチョ(ネズミゴチ)の28センチぐらい…
 更に、10月に入っても最高気温30度超えと異常気象も続き、こちらも『大好きな真鯛はいずこへ?』現象・・?


 さて、先週の10月クラブ例会(秋季大会併催)では、男木組から50㎝オーバーのコイチ(ニベ)をご意見番と宮内師匠が釣り上げ、こちら女木組でも相棒はっちゃんが拓物コイチを3匹、私も何とか45㎝コイチを仕留めた。が、日頃は『目をつぶってても釣れるチヌ?』が釣れず、異種2匹に届かず・・・撃沈

 翌週の日曜
祝日に何とか仕事の都合をつけたが、相棒はっちゃんは仕事、クラブの方々も各自所用有りということで、潮はいまひとつだが単独、女木島のコイチ狙いで『いざ!出撃~!!』。サワムラでエサを調達後、高松マルナカで自身のエサを調達すれば、フェリー乗り場に到着。すると、雌雄海運の乗組員が駆け寄って来る?「今日は1人で女木なん?、悪いんやけど、潮が高いけん女木の14時と16時発の車は断りよんよ!」・・「ほなら男木に変えるわ!」と急きょ、猫島(男木)に変更。

 現地に着き、正面からの西よりの風を確認すれば実釣開始。向かい風に苦戦しつつも小針でキュウセン狙い。竿を投げ終えると2本目に投げた竿が『コツコツ・・コンコン・・』!?。手前の底が荒く糸を送り込めないので、そのまま竿先を注視・・。少しして軽く合わせたらリーリング。小物の手ごたえで、上がってきたのはまぎれもなく昼本命のキュウセン。ギリギリの拓物26

 その後、下げに入った潮は長らく動かず夕まづめもスカッ・・。日が落ちてやっとこ潮が効きだすと・・、これまた裏本命のセトダイ。瀬戸内特有のお魚で、皮は固いが煮付けてもお造りにしても美味しいお魚
。こやつは潮が効きだすと喰う傾向が有るので、根掛かりに対応しながらも、マシンガンキャストを繰り返す。
 
 と、いきなり、
『ジッ!ウイ~~~~~~~ン!!!!?』、『行った!行ったで!!』と竿に飛びつく!。大きく合わせると『ガツッ!!』、そこそこの手ごたえで底を切るといきなり『フワッ・・』えっ?バレタか??と、水面で『バッシャ~~ン!!』なぬ!?こやつは・・。竿先を下げて玉に収まったのは中型の海スズキ君60㎝♪。少しスマートだが、ナイスフアイトのお魚に感謝♪。


 その後ビミョーなアタリで、先週釣れなかったクロダイが登場・・。(ホンマ大会に弱いわ・・俺・・)と、クロダイを2枚追加。午前零時頃、潮が死んできたのでしばし仮眠。午前3時頃から再開するが、日が昇った頃に3枚目のクロダイを釣り上げ、3連休の最後渋滞を避けるべく早めの納竿。顔見知りの地元の漁師に撮影依頼をして、お礼にタコのエサとなるクロダイを贈呈し、今シーズンの雌雄島を後にした。 

 さて、夏場から思い通りの釣りができずに、若干ストレスたまり気味の日々が続いた。そんな中でも○ボーズは無かっただけヨシとしておこう・・。季節は晩秋に向かい、そろそろあの横や縦に平べったい美味しいやつらが気になり始める今日この頃です

 ★釣果★
 スズキ60

 キュウセン26
 クロダイ3540㎝・3


大ちゃんの釣りレポ その26 IN 鬼ヶ島

 2019年8月25~26日 長潮~若潮  香川県高松市女木島

 『処暑』 新暦823。暑さも峠を越して、秋の気配が満ちてくる季節。作物の収穫時期が目前の頃。


 88日の『立秋』を超え、仕事もひと段落した10日に相棒はっちゃんと、猫島に真鯛狙いで釣行するもクロダイのみで撃沈。


 翌朝より母方の墓参りに熊野に向かい、余ったエサを消費すべく単独半夜に出るが、南海上に接近する台風10号の影響でウネリが出始め、ヘダイ・クロダイを数匹仕留めるも波が高くなり早々に撤収…。

 又、1617日に同クラブ員7名で予定していた釣りも、前日に台風10号が西日本に上陸した為、副会長坂本氏より中止の通達が。 楽しみにしていた釣りが中止となり盆休みを持て余す『なにわ飲み好き隊!?』を我が家に招いて、熊野のクジラの造りをアテに正午より家飲み開始。それから地タコでタコ焼きパーテイー。更に夕方18時より外飲み、2件ハシゴで『12時間耐久飲み会』は無事に終了・・撃沈!?


 盆休み明けは秋雨前線が停滞し、スッキリしない日が続くが『処暑』を過ぎた週末に少しの晴れ間がでる予報・・・ということで、潮がイマイチにも関わらず急きょ、ご意見番・相棒はっちゃんを誘い、鬼ヶ島に釣行決定!! 当日は長・若潮で満潮が20時頃。若干、西風キツイが午後16時より竿出し開始。上陸前に車中じゃんけんで負けた私は、地方よりのポイントに入るが、思いのほか潮が当たらない…。(今日の潮廻りじゃ、しゃあないか・・。)と思いつつも(チャンスは必ず来る!)と言い聞かせ、仕掛けを投げ入れる。早々に外向きの相棒はっちゃんが、小さいながらも真鯛36㎝を仕留めた。塩焼きサイズではあるが、やはり『赤』は嬉しいものである
 その後、ご意見番、私にも小さいアタリがあるもクロダイの40㎝前後。アタリは遠く、予想より早く海は湖面のように・・。丑三つ時まで少しの変化を求めて投げ返すが、忘れかけた頃に単発のクロダイ・・ 無情にも時間だけが過ぎ、爆睡チェアーに腰かけるとついウトウト・・。最低気温23度との予報だが、思いのほか肌寒く、ミドラーを着込む。干潮前後に期待するがやはり海の状況は変わらず、3人とも休戦体制。
 1時間程たっただろうか?ウトウトしていると、少しだけバサバサッ~と海面がざわつく音で目が覚めた。海を見つめると自分の周りにたいした変化もないが、ご意見番の前にエエ潮目が。伝えに行こうとするといきなりファイトに入っている!?。慌てて近寄り「それ魚っしょ!?」と網を構えると「お~お~、こりゃチヌとちゃうな!」と浮いたお魚はまぎれもなく良型の真鯛
。見ると又又、2本針仕掛けやし・・・。なれないご意見番の玉で掬いにくかったが何とか捕獲。この状況で50㎝の良型真鯛は流石っす♪。「よっしゃ~今からや~!」と相棒共々気合を注入。相棒の前にも潮が効き始め、クロダイを追加するがこちらの釣り座は未だに湖面のまま・・。
 しばらくすると又又ご意見番。「これ、アタリめっちゃ小さかってんけどな~、おっ!おっ!!」と竿先を見るとまあまあの型物と見受けた。慌てて駆け寄り波返しの上で玉を構える。手前でかなり暴れて、かつ掬いにくいご意見番の玉で何とか捕獲したのは、体高の高い雄の立派な真鯛63㎝。「又又やられましたわ~、おめでとうございます♪」と祝福し、365063とくればこちらは70オーバーや~とマシンガンキャストを繰り返すが・・タイムアップ。クロダイ2枚のみのド貧果で今回の釣行を終えた。


 又又、今回もご意見番に良型真鯛の2枚持ちやられましたわ! ビミョーな潮でも頻繁に打ち返し、きっちり獲物を仕留める先輩に脱帽です♪(平べったい冬魚は苦手やけど・・)。
 7月に入り、若干スランプ気味・・。大好きな真鯛に見放された感が有るが、事故防止講習会後の懇親会で異次元のポテンシャルの鬼投げ名人に注いでもらい、(こっちも負けておれん!今年は10月中まで真鯛を狙うぞ!!) 、心に決めた今日この頃です・・・。



大ちゃんの釣りレポ その25 IN 男木島

 2019年6月12~13日 長潮~若潮  6月22~23日 中潮
 
釣り場:香川県高松市男木島

 6月に入ると仕事絡みの協議会、上棟式に打ち上げ、G20大阪サミット、更には下の子達の日曜参観と4週目以外の週末は全てアウト・・。ベストシーズンのターゲットも多いだけにつらい日が・・。
 そんな中、ご意見番裏野氏よりLINE。「ボチ、男木の真鯛も本番ちゃうんか?」「めっちゃ行きたいんですけど所用が多くて、全キスはおろか4週目以外の週末はアウトですわ~・・」 「なら平日でもエエで~」とのやり取りで、無理やり仕事の都合を付けたのが6月の1213日。長潮~若潮ではあるが、夕まづめに満潮を迎えるということで、少し期待して釣行を決定!。
 のっけからハプニング、平日とあって高松の餌屋に予約をしていなかったが、本コージどころかスーパーコージ(ユムシ)も切れているとのこと・・。しばしご意見番と顔を見合わせたが、クラブ池田会長の「魚みたいなん、食い気がたってたら、エサなんでもエエんちゃうんか~」との言葉を思い出し、ご意見番はチロリに極太マムシ、こちらは極太マムシ一本勝負とすることに。


 ポイントに着くと、日は高く気温は30度、順に仕掛けを投入すると『ジジッ!』と、きつめにしめたドラグが鳴り竿先をひったぐるようなアタリ。良型のキスを思わせたので、竿先ごと少し送り込むと『ツ、ツ~』と糸を持っていく。頃合いをみて軽く合わせて巻き取ると・・キュウセン。24㎝チョイと寸タラではあるがこの釣り場での初対面にプチビックリ。その後もご意見番共々寸タラキュウセンがポツポツ・・。

 さらに、ご意見番にエエアタリ!!。えっ!?この潮のタイミングでまさかのマダイ!?。竿をのされそうになりながらも浮かせて、玉に収まったのは65㎝程のコブダイ。この界隈のコブダイは朝方に喰いが立つのが定説で、日が傾きかけた頃合いは初めてのこと、極太マムシに喰いついたとか。日が落ちかけ満潮と重なる好時合に40㎝に届かないクロダイ。
 
 そして期待の下げ鼻に入るがアタリは遠く、忘れかけた頃に又又クロダイ・・。サイズも3538㎝と小物のみ。仕事の疲れもあり、干潮前にご意見番に伝えて少し仮眠に入る。クーラーを新調したご意見番は何とかマダイを入れたいと「潮、下げ返しまでやるわ~!」と気合十分。その甲斐あって潮止まり直前に40㎝チョイの食べ頃マダイを仕留めた。


 3時間ほど爆仮眠後に再度投げ入れ開始。上げ3分にかかる潮はまるで湖面のよう・・。やがて日が昇り、潮が行きだした。すると『ジジジ~~!!』とええアタリ!。エサがマムシなのですぐさま激合わせ!!。ソコソコの重量感が有るも、この鈍調な引きは・・?。70㎝玉に収まったのはやはりコブダイ。60㎝チョイとここでのレギュラーサイズ、引きは楽しめたが丁重にお帰り願う。

 潮が効きだしたので今が時合と投げては誘うを繰り返すと、竿先を叩くようなアタリ!(チヌやな!)と激合わせを入れると、さほど大きくはないがシャープな首振りでチョイ期待しながら、取り込んだのは47㎝程の食べ頃真鯛でニッコリ


 締めてクーラーに放り込むと今度はご意見番に激アタリ!!。「アッカーン!これ、キス狙いの細仕掛けやがな~~!」「んでもアソコのシモリ超えるまでは、チョイ強引に浮かせてくださいよ!」と、何度か竿先を絞られながらもやっとこ浮かせて取り込んだのは、65㎝近い立派な真鯛。新調クーラーに2匹のマダイが入り、ご満悦のご意見番、さすがですわ
。その後すぐに潮がたるみだしたので暑くなる前に納竿とした。



 10日後の唯一釣行可能の週末2324日に、今度は坂口兄貴にニッシャン先輩と同行。2人とは約半年ぶりのコラボで、プチBBQを楽しんだが、私が真鯛の45㎝を仕留めただけで、あとはクロまみれと、ドラマが起きる事は無かった・・。

 釣果
 13日=マダイ47
コブダイ61クロダイ3538㎝、3
 23日=マダイ45クロダイ3241㎝、4


大ちゃんの釣りレポ その24 IN 女木島~北木島

 2019年5月24~26日 中潮~小潮 
釣り場:香川県女木島~岡山県北木島

 5月に開催された大阪協会『オープン大会』では、出足から第一目的地が工事の為立ち入り禁止。後半出発のニッシャン先輩より「例のポイントにアッシ、時合間に合わんから先釣っといて~!?」とワケ分からん誘導にはまり、実釣に入るが、ポイントの真ん前に海草の帯・・。潮が効いて出て行こうとするが、東より爆風で押し戻され続け、結果は本命ポイントを攻められずに本年初○ボーズ・・。

 気を取り直しての釣行・・。元々今週はご意見番裏野氏、相棒はっちゃんと東北遠征を予定していたが、私の諸事情によりあえなくキャンセル・・。「近場やったら行けるんやろ?」とのご意見番の言葉に即喰いつき48時間バトル決定! 金曜の朝6時に集合場所に着けば一路高松へ! 本コウジと晩飯を買い付けたら女木島に上陸。本日はまだ5月と言うのに最高気温32℃と、初夏の猛暑。そんな中、虫エサと活けアジをブン投げる相棒とご意見番。こちらは、いきなりの本コウジで全開体制。潮が効いてくると『ジイ~~~~!!』すぐさま激合わせを入れるが、たいして大きくない魚信・・。エサが本コウジなので(どなたさんかな?)と、釣り上げたのは、尺マコカレイ。先月の北木島の夜遊びカレイ同様、本コウジにユムシコウジ18号をばっくり。瀬戸内の残りカレイは元気いっぱいの様子。

 その後、たいしたアタリもなく夕マズメを迎え潮が効いてくると、予定通りの税金クロダイの連発。サイズも40㎝チョイの兄弟サイズが揃い、ひと~、ふた~と数えだし、いつ~とカウントした所で、こちらでは無くご意見番の方に赤いのが・・。「美味しそうやね~、そのサイズが1番うまいよね~♪」と祝福すれば、激投げ再開!。相棒はっちゃんもクロダイを連発の様子。こちらも、(次は赤色じゃ~!!)と爆投げするも、クロダイが・・なな~、や~・・と釣れ続き、46㎝が出た所で30㎝代に型落ち・・ここの~、とう・・。結局、朝方まででいわゆるクロダイの『』抜け、13枚上げたのみで女木島は終了となった。


 その後、高松に戻り朝風呂で温泉を満喫。朝マックをほおばりながら、岡山へ移動。本コウジ20発を追加して、北木島へ。いつもの大福丸フエリー船長に近況を聞くと「むらが有るけど、アコウは50近いのがチョイチョイ出よるし、鯛はポツポツ・・。キスはパラパラかな・・。んで、目が真っ赤やがね?」と突っ込まれ「48時間バトル中やねん!」とかえすと、「やっぱ釣る人はチギレとるの~、今日は寝なアカンど~。」と、いつも通り爆釣缶コーヒーをおごってくれる。北木島に上陸し、ポイントを見て回るが、あらまあ投げ釣り師があちこちに・・。小場所に着く度、ご意見番流『拝み一投』するが、めぼしいポイントが無く、ウロウロしていると、先客の居た『釣ってくださいポイント』が空いていました。車横づけのポイントに陣取り投げ入れる・・ が、意外に潮が当たらない・・。(まあ、潮が高くなれば・・)と、早い目の夕食に。やっぱ釣り場で食べる夕食は安い肉でも旨い。ご意見番も「お前らと付き合ってたら早死にするな~、後10年早かったら余裕やったけど!」と言いつつも上機嫌♪。

 その後、3人並んで爆投げするも、アタリは皆無。潮もダレているのでしばし車で休憩・・と、テレビを見ていたらいつの間にか落ちてしまった・・。40時間程不眠なので仕方ないかと・・。気づけば2人もリアベッドで爆睡。5時間程深い眠りにつき、肝心な時合を逃すことに。慌てて飛び起き爆投げするも、潮がダレてラストチャンス。すると竿先に微妙なアタリが有り、少し送ると糸が出た。すかさず激合わせ入れるとシャープに首振る魚信! 捕獲したのは食べごろサイズの真鯛42。それから、日が上がるまで爆投げするが、潮もダルダルになったので納竿とした。

 最後に食べ頃真鯛こと釣れ納得したが・・、結論言えば『48時間は戦えません!』・・と言うことです・・。

釣果★
マダイ42
 
マコガレイ33㎝ クロダイ37㎝~46㎝×13

大ちゃんの釣りレポ その23 IN岡山 (改元前後編)

平成31年(2019年)4月30日(若潮)~令和元年5月2日(中潮) 
釣り場:岡山県旭川~北木島

『天皇陛下 お代替りの日』…今年のゴールデンウイークは、冒頭の一大イベントが絡み、世間的に10連休というスーパーゴールデンとなった。当然釣りの計画を立てるのだが、クラブのメンバーとの日程が合わず、ファミリーサービスの間で計画出来たのがまさかの平成最後の日から令和元旦… 今年は相棒はっちゃんと二人きりの寂しいゴールデン釣行となった。
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日、午前10時、相棒はっちゃんと一路岡山方面へ向かう。まずはいつものマルナカにて二日分の食料・飲み物を買い出し。その後予約しておいた本コウジ25発ずつにスーパーコウジ(ユ虫)20発、更に虫エサを購入しては、第一目的地の旭川に到着。この釣り場に出向くのも約3年ぶりで、以前は大型スズキを爆釣したものだが、その後下火になり足が遠のいていた。今回は時期的に少し早いかな~


 釣り場に着き、小雨の降る中、実釣に入る。スーパーコウジを順に投げ入れるが… アタリは無く…。狙いの夕マズメと重なる上げ8分になってもチヌさえ喰わないという事態。前日からの雨量はたいしたことないはずやのに… なんで!?。更に雨も若干強くなり、戦意喪失…っと、下げ鼻に相棒が誘った竿に微妙なアタリがあり、半信半疑で激合わせ! さほど抵抗もなく上がってきたのは良型のスズキ、60㎝。「おるがな、おるがな~!」と俄然やる気が出たが、その後はアタリ無く、雨もきつくなってきたので午前0時、元号替りに納竿。相棒の平成最後の大物を祝福し車中プチ宴会♪。その後は明日の釣りに備えてリアベッドで爆睡…。

 翌朝(令和元旦!?)6時に起床し笠岡へ移動。例年この時期、坂口兄貴プロデュースで渡船にて磯投げで渡る北木島だが、4月中旬に相棒・ご意見番と共にフェリーで車を持ち込み、地方でクロダイ・マコカレイ、ご意見番はアコウまでも仕留めたので再度フェリーで地方調査とした。

 北木島の顔となる大福丸の船長に近況を確認。「真鯛がまあまあ釣れ出したで~、アコウはルアーで小さいのがポツポツやな~」と、なぜか前回同様缶コーヒーをおごってくれる♪。前回探った白石島との水道筋はだいたい把握したので、今回は更に北寄りの護岸で竿出し。小モノ仕掛けを併用する相棒に対し、こちらは型モノ狙いでいきなり本コウジのエンジン全開! 潮はソコソコ速く複雑で、底はガサガサといかにも本命の出そうな予感。すると、下げ鼻に『グ~コンコン・・』と、ドラグを鳴らさないビミョーなアタリ?。もしや!?と、激合わせするとクソ重たい!?。根に巻かれた感はあったがポンピングで寄って来る… なんじゃろな…?。相棒のアシストで掬った70㎝枠の玉網の真ん中で異様な物体が? 藻にまみれた物体の正体は… 大本命のアコウ42。「よっしゃ~!」型はともかく、令和元旦大物1号目が高級魚アコウでテンションMAX!!。特大本コウジと藻の塊を丸飲みしていた。潮が効いているとは言え午前10時半の出来事にただ驚くばかり。その後、同じようなアタリでフッキングするが、手前の駆け上がりで高切れ…。そこからは、潮が下げだし獄門修行の始まり。尺取虫のようにポイントを移動しながら爆投げするも、高切れ連発…。高価な本コウジとシンカー12発をロスしたところでド干底となり、しばし休憩。相棒の釣り座にてプチBBQ開始♪。「中々ハードやな~」と言いつつものっけからのアコウとバラシを思い出し、ここで勝負する事に… しかし食後は潮が緩み、一晩中アナゴの入れ食いと根がかりで深夜にギブアップ。仮眠後、夜明け前から爆投げするも、明け方に相棒がアブラメ33㎝を仕留めただけで、納竿とした。
 
 さて、裏釣行では、副会長コンビとご意見番の役員トリオが男木、女木で真鯛・スズキ・コブダイ・クロダイ・キス・カレイと五目釣りで爆釣の様子。


熊野方面へは坂口兄貴とニッシャン先輩がキュウセンとカワハギ狙って釣行。坂口兄貴の横で、キロオーバーのアオリイカを仕留めたニッシャン先輩が大はしゃぎだとか、釣果はともかく各々楽しんだゴールデンになったようです♪。

『令和』の時代も『平成』同様、平和に釣りを楽しめることを、切に願う今日この頃です。


大ちゃんの釣りレポ その22 IN 宇和島

 2019年3月24日・25日 中潮 
釣り場:愛媛県宇和島市遊子

 事の発端は、相棒はっちゃんの一言…。
 3月の彼岸の頃に三浦半島でがっつりヒラメやりたいな~」とのこと…。 確かに、ヒラメ・甘鯛ともに宇和島で狙え、3月に旬を迎えるお魚ではあるが…、どちらも基本、絶対個数の少ないお魚,しかし、狙わないと釣れないのも事実。
 
 …ということで当初は春分の日を利用しての計画だったが、互いの仕事の都合で彼岸明けとなる2425日に変更。ご意見番・裏野氏、宇和島デビューのホープ海斗君を誘い4人での釣行とあいなった。土曜日の21時にいつもの集合場所を出発。虫エサは先行購入しているので、途中SA、コンビニで休憩を挟み、活きアジを購入すれば6時間後には宇和島に。ポイント近くの山道に入ると、大阪ではまだ開花宣言がされていないのに、こちらの山桜はほぼ6分咲きとすでに春本番といったところ。


 今回は初日にアジの飲ませでヒラメ・エソを狙い、2日目は虫エサで甘鯛・イトヨリを狙う欲張りプランとした。初日のポイント選択は、宇和島初デビューの海ちゃんは、飲ませ上手のはっちゃんとコラボ。私とご意見番は各々別のポイントにて竿出しとなった。さて、ポイントに着き、竿をセットしてアジバケツ開けると…、何と半数以上が腹を上向きに浮いている…!? 最近はアジサイクロ
ンなるモノを多用してきたが、なぜか今回、アジバケツを選択…、そう、エアポンプの元線が外れているのに気づかなかったという痛恨の凡ミス…。使えるのは、10数匹という事態となった。気落ちしていても仕方がないので、出来るだけエソのアタックをかわすべく変化の有る場所で仕掛けを止める。が、時折アタックしてくるのは40㎝チョイのエソ…。こやつにやられてばかりではエサがもたないので少しずつポイントをずらす。

 潮は上げ9分に差し掛かり竿先に集中していると、海ちゃんよりLINE。送られてきた画像はまさしく大本命のヒラメ55㎝を相棒が仕留めた。「やりましたね~、さすが飲ませ名人! 今晩はワテもたらふく飲ませてね~
」と、祝福。こちらも負けじと打ち返すがエソをかわしながらもアジが底をつく、下げ5分に差し掛かり最後の1匹に願いを込めて(ヒラメちゃんお願いしま~す♪)と、ソフトに投げ込んだ。シモリらしき際で止めてしばし竿先を注視。

 すると、『ジッ!ジッ!ジッ!? ジジウィ~~~~~!!!』こりゃ間違いない! お辞儀をした竿先を凝視。(ヒラメ40♪、ヒラメ40)とはやる気持ちを抑えて飲ませる。背中の方から『ホ~~ホケキョウ!?』 なぬ~!

 竿を持ちしっかり合わすとまずまずの重量感。水深が40m程有るので、底を切ればゆっくりバレないように巻き取る。水面で左向きに最後のヒラメ走り~を見届け、網入れ御用。ジャスト60㎝の本命に、「お前はえらいやっちゃ!」とナデナデ。アジバケツが空になったので、しばし狭いが入って貰うことに。

 その後、こちらは活きアジが無くなったので虫エサで再開するが、今日は虫エサの反応はいまひとつ、潮が下げ7分にさしかかった頃、相棒はっちゃんよりLINE。今度は本日宇和島初デビューの海ちゃんが62㎝のヒラメを仕留める快挙!。相棒と2人で「海ちゃんに何とかエエお魚釣らせたいな~」と言っていたので、取り敢えずミッションクリア
。その頃、ご意見番といえば「ワシにはエソしかこんぞ~」と、ご機嫌斜めの様子!?
 しばらくこちらは虫エサにて、イトヨリ、エソを追加。すると又又、海ちゃんよりLINE。「トドメの一撃!」と送られてきたのは相棒の本日2枚目のヒラメ、「オイオイ、カレイやないで~」と祝福したお魚は70㎝に少し届かないが大物の3キロオーバー。それを見届け、各々余韻を残したまま、初日は納竿とした。その夜は、当然のように祝賀宴会♪。「明日は、ワシの番じゃ~!」と、いつになく悔しさをあらわにしたご意見番の言葉は聞き流し、早い目の就寝とした……。










 2日目は、活きアジの残っている相棒とご意見番がコラボ。こちらは虫エサ一本勝負で、ホープ海ちゃんと各々ポイントに入る。

 こまめに誘い、打ち返してはポツポツと獲物をしとめる大学生に、ただただ脱帽するばかり…。こちらも中年オヤジの意地を見せようと、マシンガンキャストを繰り返すが、昨晩飲み過ぎた影響と、春ウララかな陽気についウトウト…。そんな中、ご意見番よりLINE。まさか…!?の画像はまさしく相棒…。

 3枚目となるヒラメは50㎝程の良型。隣で釣られたご意見番の顔は間違いなく阿修羅観音になっていたに違いない……。それから、当然アマダイの顔まで拝めることはなく、各自がそれなりに拓モノを釣った所で今回の釣りを完結とした。

 さて、今回は相棒の『根拠のない第六感!?』が炸裂し、はっちゃん男祭りとなった。しかし、近郊では10回釣行して1枚でよし!と言われる難易度の高いお魚ヒラメを、5枚も確認できたのだから、大成功としておこう

 尚、ヒラメを仕留められなかったご意見番は、顔出し不可ということですので、了承くださいませ…。又、宇和海の天然ヒラメはエサの小魚が豊富なのか身も厚く、絶品だったのは言うまでもありません


    

  

★釣果★
私=ヒラメ60

相棒はっちゃん=ヒラメ50㎝・55㎝・68.5
海ちゃん=ヒラメ62

大ちゃんの釣りレポ その21 IN 能登島
 2019年3月5日~6日 大潮 
釣り場:石川県七尾市能登島百万石町

 『啓蟄(けいちつ)』・・太陽暦36日 桃の花も蕾を開き始め、冬ごもりをしていた虫たちが、穴を啓(ひら)き、地上に這い出てくる季節……。

 2月に続いて、相変わらず週末は仕事が忙しく、日曜日も税金、確定申告、健康診断に安全講習と、親方家業(大工工事業)に嫌気をさすこの時期・・。

 そんな中、3月始めの平日に仕事のサイクルが間延びすることに…。 さて、どこに何を釣りに行くか… そういえば少し前、テレビで大阪協会の名人が能登島ででっかいカレイ釣ってたなー  ウ~ン、でも…単独で能登は…!? いたいた、いましたよ! 平日釣行の第二の相棒が^^♪。 「ウ~~ン、能登か… しかもワシの苦手なカレイ… でも久々の能登も有りか~」と言うことで、少し遅いような気もするが、クラブのご意見番・裏野氏と出撃決定!。

 午前2時、集合場所を出発! エサはTポートより青イソメ1.5キロとマムシを少々を取り寄せた。途中、金沢東にて牛丼で腹ごしらえの後、現地に直行。白みがかった6時半頃に釣り場に到着した。

 早速、仕掛けを投げ打つ、エサを付けながらも竿先を注視していると小さなアタリ… 竿をあおり、高速回収するとやはり、フグ…、次の小さなアタリも…フグ、フグ…。(こりゃ、マシンガンキャストせなアカンがな!)と打ち返す。しばらすると、外道のアタリが遠のいたのでエサの確認に回収すると、素針…素針…素バリ…。思惑の9時頃にも本命からの反応はなく、気づけば11時半。

 ご意見番が「大ちゃん、こりゃあ、カレイさんはお留守ちゃうか~?」「いやいや、ボチ期待の時間が来るから頑張りましょう!」と伝えた矢先に『コンコンコン・・!?』しばらく食わせる時間を与えると釣り座の後方より『ホ~~ホケキョ♪』!?、合わせて~と聞こえたので回収すると・・手のひらサイズのカレイ。それを見ていたご意見番は慌てて釣り座に戻り、回収を始めると、尺に少し届かない石カレイを水揚げ
。こちらも負けじと打ち返すと、『コンコン・・・ググ~~』とカレイらしいアタリ!竿先を注視しているとまたもや『ホ~~ホケキョウ♪』なぬ!?合わせの合図!?と、竿を大きくあおり巻き取りにかかると、少し締め込んだのは33㎝の石カレイ。時合が来たので誘いも多様すると又又特有のアタリで37㎝。ひたすら、青イソメを8匹程房掛けしては打ち返す。すると、沖の潮目が射程圏内に近づいたので、そこに集中攻撃。『コンコン・・ググ~~~・・フワッ!?』と糸ふけが出るカレイ特有のアタリ!。喰わせているとまたもや後方より『ホ~~ホケキョウ♪』ホンマかいな… と合わせを入れるとまずまずの重量感。手前15m付近まで藻が張り出しているので高速リトリーブ!藻に突っ込まれそうになりながらも浮かせて、ゆるまないように藻の上を滑らせて捕獲完了!で、45㎝程の石カレイゲット。そのまたすぐに、尺足らずのマコカレイ2枚に35㎝石カレイを仕留めたところで、時合終了。約1時間チョイの時合で、放流サイズ含めて8枚のカレイを撃沈できた。その後、夕マズメまで頑張ったが追加はなく竿をしまい、『ひょっこり温泉・島の湯』にて夕食に温泉を満喫。今晩、お世話になるのは、百万石町に有る『スニーカーの宿』、釣り師向けのプランで19時以降チエックインの早朝アウトで2000円のありがたいプラン。大阪出身のよくしゃべる明るいお母さんが出迎えてくれる。この時期、やはり布団で寝れるのはありがたい、釣り師にはうってつけの宿だ。

 翌朝は4時に起床して湯を沸かし(部屋に炊事場有り)カップ麺とコンビニおにぎりをしっかり食して、出陣。思惑のポイントに着くと、平日なのに先客有り…。話かけると、地元の方々でカレイ狙いの様子。前日も来られていたようだが、1枚だけだとか。ご意見番に駄目元で「ちょっと歩くポイント行きます?」と聞いてはみるも、「……いや、昨日のポイント、もう一回行こう」…やはり…。今日は昼過ぎまでの予定なので、弾丸用意してマシンガンキャスト開始。昨日の朝一はフグがうるさかったが、今日はマシな感じ。時間が過ぎて昨日のチャンスタイムが迫るが、海の表情が昨日とは…。そんな中、誘いをかけた竿に小さいアタリで尺足らずのマコを水揚げ。エサを付け替えていると横の竿尻が浮いてカタン!からの~『ホ~~ホケキョっ♪』!? もうエエって…。合わせの合図をいただいたので激合わせからの、高速リトリーブで捕獲したのは38㎝程の石カレイ。その後、寸タラマコを追加しただけで、タイムアップとなった。

 今回は約2年ぶり(ご意見番は33年ぶり!?)の、能登島で春本番を思わす天候にも恵まれ、いい釣果に結び付きました。ウグイスの合わせの知らせは、謎に包まれたままだが、まだまだ能登のカレイは好調のようです♪。
 カレイ釣りの苦手なご意見番の釣果は、ヒ・ミ・ツ(^^♪ということで


★釣果★

石カレイ 45㎝・38㎝・37㎝・35㎝・33

30㎝未満6枚(内、マコ4枚)

        

大ちゃんの釣りレポ その20 IN 串本大島
 2019年2月1日 中潮 
釣り場:和歌山県串本町大島

 『大寒から立春……』 1年のうちで最も寒いとされるこの時期……。グレ師以外は、ほとんどOFFシーズンになるのだが、我々『投げ釣り師』にとって数は出ないものの、美味しいお魚、カワハギ・ガシラ・アブラメ・スズキと狙わずにはいられないターゲットが多数存在する。中でもこの時期の『肝パンカワハギ』は特に狙いたくなる貴重なターゲット。ということで、相棒と都合がついたのは、又又平日の21日。最近、第2の相棒!?とも言えるべくご意見番・裏野氏を誘い、仕事終わりの21時に集合すると、いざ出陣。途中、エサの調達にてこずったものの、午前1時頃に現地到着。いつもは、そこからプチ宴会だが、前日の雨の中での作業がこたえ爆仮眠に……
 目が覚めて廻りを見渡すと、平日というのに7台ほどの車。渡船の受付に行き、大将より近況を少し聞いて、磯を選択すればほどなく出船。 本日は闇夜廻り上りの中潮で満潮が5時過ぎと15時過ぎ、干潮が10時で潮位差は50㎝弱。気温3℃~10℃ではあるが、水温は16℃程度で安定……。
 狙い通りの大型有力ポイントへ相棒と渡礁、私は少し離れた底の粗い所でセッテイング。2本目の竿を投げ終え、糸ふけを取ると1本目の竿より『ジジッ・・!?』、半信半疑でコンパクトに合わせて巻き取りにかかると、手前の方で『コンコンコン!!』、サラシの中を抜き上げたのは良型肝パンカワハギ28㎝強
。気を良くして、打ち返すと2本目に投げた竿から『ジジッジ~~!?』即激合わせで巻き取ると中々の引き・・。(これカワハギやったら35やな!?)とポジテイブな妄想を膨らませるが・・正体は・・!?裏本命のメイチダイ30㎝チョイで、魚拓サイズでは無いが美味しいレア魚の良型に満足♪。

 それから程なく裏番長にカワハギが・・「ビミョーなサイズやな~・・」で25㎝の肝パンゲット。その後、アタリは遠のき、定番の『とっちゃん弁当』で腹を満たす。寒空の磯で食べる、ほのかに温かい渡船屋弁当を食すは、至福の極みといえる♪。

 その後、エサ取りと根がかりで苦戦中の相棒に、「次の時合14時以降やから、16時までやるか~?」と問うと「当然やろ!!肝パン釣るまで帰らんぞ~~!!」……。 しばらくして、潮位が高くなると、こちらにまたもやアタリが有り、又又肝パン28
30㎝に中々届かないが、すしネタ確定(^^♪。その後、エエアタリをしたものの、今回は用無しのイラ36㎝登場。その時合に、やっとこ相棒にエエアタリ! ソコソコ竿を曲げたのはジャスト30㎝の良型のようで一安心(釣り場が離れてたので写真無し)。 続いて裏番長が竿を、曲げると小さいながらも真鯛33㎝をキープ♪。そしてこちらも、チビカワハギを仕留めた所で、タイムアップとなった。今回もビミョーな釣果で納竿としたが、美味しいお魚が釣れたということで納得としよう……。

 カワハギとメイチダイは、薄造りに押し寿司等で美味しく頂いたが、特にカワハギの糸造りの肝和えは、日本酒にもご飯にも合い、絶品でしたよ また、行きましょイ。
=釣果=
カワハギ28㎝×2

イラ35㎝・(メイチダイ他)