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海青く、空蒼く、森碧く自然はいつも私たちに憩いと安らぎを与えてくれます。
なにわキャスターズクラブ

アルバムALBUM




大ちゃんの『なにわ友あれ』 その51 IN・宇和島 
 2022年10月8日~9日  中潮~大潮  釣り場:愛媛県宇和島市


 かつて4か月も竿を振らない経験があっただろうか?
 五島遠征以降は6月末に気温35度の猛暑日を記録、基本現場人の我々にとっては苦痛の日が続く。

 7月には元首相の銃撃事件で国内外は震撼。そんな中、自身50歳の誕生日を迎え、それを機に新規会社を設立。コロナ第7波が拡大したままお盆を迎え、9月に入ると英国女王が崩御される中も仕事に追われ、各種協会・クラブ行事も参加ままならず・・・涙。個人的に『破壊と創造』を感じた4ヶ月だった。

 さて、相変わらず忙しい日々も、同業者の相棒はっちゃんの組に応援手助けしてもらい何とか10月の第2土曜日が休めることに。そうしていつものなにわの友【おしゃぶり隊】が集結となった。金曜仕事終わりから弾丸風呂に入り集合出撃!翌午前2時には活けアジを調達していた。

『新規開拓』をしたいと言う坂口兄貴は放置し、投げ飲ませも虫エサもやりたい欲張り3人は実績ある手狭なポイントでいつもの【三脚共有】にてランダム爆投げ開始! すると暗いうちから活けアジを投げるニッシャン先輩にいきなりアタリ! ここでは珍しい
【モンツキ】を。そして明るくなり始めた頃にははっちゃんにも同寸モンツキが。いつものエソと違い『美味しいお魚』に共々笑顔満開♪。こちらは虫エサ一本勝負で35㎝程の真鯛♪。そこから投げ飲ませの二人が怒涛の連発!ニッシャン先輩
   
「予定通りのおしゃぶり(しゃぶしゃぶ)ネタやで~♪」70㎝オーバーのメジロ! すぐにはっちゃんの方も同サイズのメジロに美味しい小カンパチをも水揚げ! 『青物タイム』が終わると今度は『根魚タイム』に突撃~~♪。このポイントで初めて見る【オオモンハタ】を二人立て続けに水揚げ連発~~。これだけドラグが鳴り続けると自然とテンションは上がる♪。気づけば二人の35ℓクーラーは既に満タン近くなのに対し、虫エサ勝負のこちらは46㎝程のイラを申請写真撮影後リリース、小さな真鯛とイトヨリが少々のまま時間が過ぎ去り・・そのまま初日の釣りは終了となった。

『いまだ獲物無し?』
涙の坂口兄貴と合流後、風呂屋で汗を流してから今晩の宿に。明るいうちから【海賊焼き】を楽しみ予定通り?飲みすぎ午後8時には爆就寝となった()

 翌朝は3時に起床。今日は松山より元同僚キャスターの門屋さんが参戦という事で、ポイントの広い遊子の桟橋へ。私とニッシャン先輩、相棒はっちゃんと門屋さん、単独坂口兄貴と思いの桟橋に分かれた。昨日の【投げ飲ませ】好調が頭をよぎるがとりあえず『美味しいお魚』が欲しいのでいつものカワハギポイントを攻める。するとすぐにアタリ!「なんかちょい重たいわ~」とニッシャン先輩に玉網要請したが、水揚げしたのは35㎝程のイトヨリのダブル♪。最近このお魚の一夜干し(実際は二夜干し?)にハマっている為、快くクーラーに♪。すぐに同サイズの真鯛を水揚げすればそこからは【イトヨリ祭り】の始まり~♪。途中少し喰いが止みエラとハラワタを処理し『お魚魔法陣♪』撮影()

 その間に「このポイントいただき♪」といつものように百万石占領してくるニッシャン先輩・・涙。しかしポイントを共有し攻めだしてからも共にパラパラと釣れ続く♪。かなりクーラーの中が賑やかになってきたので浮袋が出なくてうまく掛かっている個体はリリースし ていく。松山から参戦の門屋さんも真鯛にイトヨリを釣り上げた様子(はっちゃんの写真のセンス涙)。グループLINE「カワハギ釣れんな~」と発信すると沈黙していた坂口兄貴より画像が・・・。イトヨリに2328㎝程のカワハギも上手く仕留めた様子。その釣果を確認し、アタリが続いたイトヨリも20匹近く釣った所でストップフィッシングとした。

 今回は約4ヶ月ぶりの釣りにも関わらず、久しぶりの『大釣り』と呼べるのでは? 今後1年も仕事に追われる日々が続きそうだが、『釣りに行く為の仕事!(妻には言えないが・・)』と称し、日々精進したいと思います♪

追伸
帰宅後は弟家族を招き、真鯛とニッシャン先輩から頂いたブリをお造りとしゃぶしゃぶで(お造りが好評でした)。イトヨリは現在も干されています()

     


大ちゃんの『なにわ友あれ』 その50 IN・五島列島
 
 2022年6月11日~13日  中潮~大潮  釣り場:長崎県五島市福江島

   
 それは5月最終週の北木島釣行での裏野会長とのやりとり。「今年の全日本キス、法事で参加出来ひんから、前週に尺キス狙いに行きたいな~」6月は行事ごと多いのに・・・んで、どこ行くねんな?」「五島・・・」「アホか!」。そう言いつつも、いつも無茶ぶりに付き合ってくれます♪。すぐに工程表を作っていただき金晩の新幹線に乗り込んだ。
 思えば昨年、五島に上陸してすぐに親戚の訃報が届き、トンボ帰り。同行者に迷惑をかけた。その分今年こそは!?
 そういうことで、今回の『なにわの友』は裏野会長と 病み上がり絶不調の宮内師匠となった。

 当日梅雨入りした雨上がりの福江島に上陸するとレンタカーにてポイントを探索。ひと昔前『なにわの先輩方』が通った上五島とは違いクラブ内情報は乏しい。めぼしいポイントにシンカーを投げ入れ底を探る。そして最初に入ったのは玉之浦湾北部となった。すぐにキスらしいアタリで魚拓サイズを仕留めたのは裏野会長。「サイズはともあれキスは居るみたいやで~♪」と満面の笑み♪。

 少しして竿先に変化が?ドラグを滑らせ糸を送ると勢いそのままに
『ジ~~~!』といかにものアタリ。合わせは入れず巻き取り力糸が見えると『キュンキュン!』とキス特有の引きが伝わる♪。五島サイズを意識しすぎて小さく見えたお魚は待望のキス28㎝程♪。尺には届かなくもうれしい一尾。その後、魚拓サイズに届かないキスがパラパラ釣れるが数は乏しい・・。裏野会長と話していた地元の方は「例年5月に入ると釣れ出すが今年のキスは数型ともに未だイマイチ」だとか・・涙。その言葉通りその後竿先は揺れずに初日は終了。ビジネスホテルにて未だキスの顔すら見ていない宮内師匠が部屋に乗り込み反省会🍺。そして爆睡。

 明朝3時半にホテルを後にレンタカーに乗り、玉之浦湾西部に。広いポイントに3人散らばり爆投げ開始。しかしこのポイントは少し底がガサガサしていて、アタリは多いが通称タマコ(イトフエフキ)とイソベラが入れ食いに・・。朝日が昇るゴールデンタイムに各自20匹ほど外道を釣りギブアップ!涙。次に行き着いたのは小さな入江湾奥の道路脇。いかにも釣れそうな底だが・・?。ここでもタマコにイソベラを爆釣する宮内師匠・・。こちらは90メーター付近の駆け上がりを丹念に探る。すると、さびいている途中に竿先をひったぐるようなアタリ!とっさに竿先をさげ糸を送るとスルスル~と糸が出た。そのまま巻き取ると『キュン?カンカン?』・「コレ!キスやったら尺あるわ!」と期待を込め巻き上げる。力糸が見えると『ココン!ココン!』??おもむろに抜き上げたお魚の正体・・尺キスならぬ雄の尺カワハギ・・・涙。串本ではうれしいサイズだが・・・。その後潮が下がり釣り不可となり買い出しを済ませ【荒川温泉】へ♨♨。サッパリしたら作戦会議。最終日朝の釣りは雨が土砂降りの予報なので勝負をかける夕マヅメ。初日キスが確認できた湾に3方散らばり湾中央を狙う。潮は上げ5分、食ってもおかしくない。『ジジ~~~!』といきなりのアタリ。すっぽ抜けないようスローリーリング。キュンキュンと引きを楽しませてくれたのは26㎝チョイのきれいなキス。その頃が時合だったのか裏野氏にも同サイズ、宮内師匠の方も魚拓サイズに届かないもののキスが連発した様子。こちらもパラパラだが寸タラキスを。しかし、サイズは伸びず21時前に納竿とした。翌朝は予報通り未明から土砂降りの雨にて朝3時間の釣りは断念。ゆっくりと帰り支度、宅急便にて道具を送り、五島うどんのお土産を買えばミッション完了となった。

 いつも思うが【遠征】に来たからと必ず釣れるとは限らない。自然・生き物が相手の為、当然と言える。それでも日本記録が何度もでた地域ではおのずと期待は膨らむ。今回は期待の尺キスには届かなかったが【大人の修学旅行】と称し再度訪れたいと思います♪

えっ? 宮内師匠の写真???


大ちゃんの『なにわ友あれ』 その49 IN・笠岡
 
 2022年5月3日~4日  中潮  釣り場:岡山県笠岡市北木島

「その瞬間は突然やってくる!!」

『コンコン・・・ジッ・・ジウィ~~~ン!!!』
!?


『おりゃっ!』 『ガツッ!ゴッゴッゴゴッ!!!』・・・


 

 ♪夏も近づく八十八夜~野にも山にも若葉が~茂る~♪


 さて、『立夏』を目前にいつになく上機嫌なのは遂に待望の瀬戸内ハチマル真鯛を手中にしたことに他ならない♪。

 
ここ数年のゴールデンウイークは、昨年・一昨年のコロナ自粛を除き笠岡に来るのが恒例。以前は渡船で磯に渡っていたが最近は巡行船で各島へ行くことが多くなった。今年も10日前の好釣果より『柳の下の二匹目のどじょう』を狙い北木島へ再び訪れた。今回の『なにわの友』は急な仕事でドタキャンの坂口兄貴を除いたおしゃぶり隊、ニッシャン先輩と相棒はっちゃんとなった。

 
いつもの船長からは「タイは昨日良かったけどアコウも日によるな~、投げの人は皆 本コウジが無い!って嘆いてたわ~」とビミョーな感じ・・。実際我々も何とか入手した小粒の本コウジ20匹程度を三人でシェアし、メインはスーパーコウジでの勝負となる。

 
前回好釣果を得たポイント付近に着くと愕然! あちこちに刺し網やタコ壺のブイが浮いている・・汗。「んなもん、漁師の網に負けとったらアカンで!」と前回と同じポイントに陣取るのはニッシャン先輩。相棒はっちゃんも尺超え真鯛を数釣った前回のポイントへ。こちらも迷いながら前回の釣り座へ。実釣開始するとおもむろにスプールを太糸に変更するニッシャン先輩??「んなもんポイントはブイの手前やから30㎝手前に投げたらエエねんや!」と貫禄の第一投・・きれいに放物線を描いた仕掛けは!?・・3メートル程オーバー・・・涙。すぐに巻き上げようとするが激流に流されガツッ!「やっぱてごわいな・・漁師の網・・」って、やはりこの人チギレてはる~涙。その後ポイントをプチ移動。先輩ははっちゃんの近くへ。我々の移動後そのポイント近くに入った倉敷の高校生(なにわのホームページをいつもみてくれてありがとう♪)が立派なコブダイを釣り上げたのは驚いたが・・

 
潮は下げに入りいつ食ってもおかしくないが・・・? 10日前に数釣りをした相棒はっちゃんの方も真鯛どころかチヌも食わないとか。
 
期待の時間は何事もなく過ぎ去り、その後予定通りに潮はダレ始める・・。「こりゃ~マジでお手上げやな~」「さっきの潮で食わんけりゃ、ヤバいな~」と二人とも意気消沈。その後夕マヅメもアタリが無く・・BBQ開始~♪。釣れなくても楽しいひと時。潮はダレたままで団らんも長引く。3時間ほどマッタリした後二人は釣り座へ戻る。こちらは睡魔に勝てず、次は未明3時からや!と爆仮眠。

 
目覚めたのは午前2時半。二人は夜通し投げたようだが未だアタリ無し。ここが勝負!と温存していた極小本コウジを3匹連掛け。
 
海を見つめると右沖に効きだした潮が手前でよれる所を発見!そこに仕掛けを投げ入れる。糸ふけを取り2本目の竿に餌をつけていると、竿先に異様な揺れ?すぐに竿を持つと竿先が舞い込む!ドラグがすべり出す瞬間に「おりゃっ!!」と渾身のあわせ!根の近くで食わせ油断ができないのでお魚を怒らせないよう一定ゴリ巻き。しかしあまりに重いので急遽「はっちゃん!ヘルプ!」と応援要請。50メーターダッシュで駆けつけてくれ「その剛竿、えらい曲がっとるな!」と網を構える。最後の瀬に突っ込まれるのを竿で2度ほど耐えるとお魚確認!「またやりよった!」と掬ってくれた獲物・・玉からゆうにはみでる迫力の魚体。「あんたの玉枠70㎝やな・・おめでとう!」と祝福を受ける♪。手尺で80㎝近いのを確認し、すぐに打ち返す!「打つべし!打つべし!!打つべし~~!!」・・・しかし爆投げもむなしく、その後アタリは無く夜が明け納竿。再度撮影をして帰阪となった。
 
帰宅後、相棒はっちゃんに手伝ってもらい魚拓を撮ると82㎝に。宮内師匠のクラブ記録(30年ぶり?)を少し超える事となった♪。

 
永く釣りをやっていると時々【神がかった釣り】をすることがある。今回も10日前に好釣果を上げた周辺で3人竿を出し、アタリはその1回こっきり。しかし投げ入れたそのタイミング・ポイントは導かれたように【確信】となりその獲物をしとめる。

 
また、個人的な見解だが瀬戸内の大きな真鯛は特に本筋(流れの速い所)から少し外れた所で食うように感じている。大きくなった真鯛は泳ぎが下手と聞いたことがあるが 実際、潮が走る本流ではシャープな魚体40㎝前後が多く感じる(食べて美味しいサイズ♪)。

 
こと全日本サーフ大阪協会にはそういう潮読みを常に、いつも好釣果を上げている【ハイポテンシャル】の爆投げ名人が多数いる。中々そんな域には届くことはないが、ごくたまにある神がかりな釣りに感謝し、今日も美味しく頂いています♪



 大ちゃんの『なにわ友あれ』 その48 IN・笠岡
  2022年4月23日~24日  小潮  釣り場:岡山県笠岡市北木島

 二十四節気【穀雨(こくう)】 新暦420日 穀雨とは、百穀を潤す春雨をいう。春雨が田畑を潤し穀物の成長を助ける季節。春最後の節気。

 「父ちゃん!アコウの姿造りが食べたい!」と、またまた無茶なオーダーを言い出すのは次男の一心・・。 たしか昨年も【穀雨】の頃にマダイにアコウを仕留めたが、姿造りとなるとそれなりのサイズが・・・。
 そんなこんなで、相変わらずよう釣らん大会・例会のリベンジをすべく翌週末、笠岡に出撃決定! ニッシャン先輩のファインプレーによりなんとか本コウジを入手できたが、今年の本コウジは破格の値段(例年の1.5倍!)。それを補い交通費を抑えるべく同行者を募集~♪。そうして集結した『なにわの友』は、いつもの【おしゃぶり隊】に、ご意見番こと裏野新会長の5人となった。

 朝5時に待ち合わせ。餌の調達、食事等の買い出しを済ませ、いざ北木島へ。船に乗り込むといつもの船長より「ようやく来たな~しかし今年は未だサッパリやぞ~」と、モチベーションの下がる一言・・涙。それでも昨年の好釣果を思い出し各自思いのポイントへ。気持ちを込めた第一投、臆せず根回りを攻めるとすぐにアタリ! 道糸を擦りながら水揚げしたのは乗っ込み腹パンのチヌ(クロダイ)40㎝。とりあえずお魚がいることをLINEで送ると、時合だったのか方々順にクロダイをマーク。そんな中、40オーバーの赤いお魚を仕留めたニッシャン先輩♪「赤も居るがなと上機嫌♪。
 その後、狙いの下げ鼻には坂口兄貴が45㎝クラスの真鯛を釣り上げたが、それ限り各自アタリは遠のきしばし休憩。
竿をあげ1年ぶりのBBQを堪能♪。片付け終えると薄暗くなり、本命のアコウを狙い 爆投げ開始! するとすぐに怪しいアタリ!根モノと決めつけ即爆合わせすれば
『ゴン!ゴリゴリ!?』と又また道糸をこすっているようだが、無理やり根から引っぺがし ゴリゴリ巻き巻き! BBQの片付けでまだ近くにいた相棒はっちゃんのアシストで何とか取り込めたのはド本命のアコウ(キジハタ)50㎝♪これで大手を振って帰れま 
その後ガシラに遊ばれているとポイント移動した裏野会長よ
「オーイ!はっちゃん助けて~」の声が? しかし当のはっちゃんも食べころ真鯛を取り込み中? 慌てて駆け寄り玉を担ぎお魚のもとへ。岩の間に挟まっていたのを掬いあげると立派な真鯛65㎝クラス!「流石ですワ♪」と撮影。その頃相棒はっちゃんも真鯛35㎝クラスを連発させた。

 そして、潮がだれて喰いが止むと皆打ち返す頻度も下がる。高価な本コウジをマヅメ前の好時合に温存する。時折打ち返し潮の動きを確認するが・・・。ようやく潮が張りだしたのはまだ未明の4時過ぎ。小さいアタリの後に大きく竿を曲げるニッシャン先輩が「来た!なんや!アコウか!?ちゃうわ!タチウオか!!」??と、相変わらず訳わからんし・・・するといきなりお魚が横走~~!? 浅瀬に誘導し何とか玉に収まったのは立派なスズキ君80㎝オーバーにニッコリ。

 それからは各自ポツポツ35㎝前後のクロダイを追加するも、明るくなると雨が降り、次第に強くなりだしたので相棒の釣果写真を撮り納竿とした(クロダイは全てリリース)。

 今回も何とか、次男のむちゃぶりオーダーに応え【立派なアコウの姿造り】を振る舞うことができて良かった♪。『冬のトラフグ・夏のアコウ』と言う言葉をどこで覚えたのかは定かではないが、美味しく頂けたからヨシ! 各自美味しいお魚を持ち帰ることができ、前週の憂さ晴らしはできたようでした♪

 さて、コレより夏魚にシフトしましょう♪


大ちゃんの『なにわ友あれ』 その47 IN・熊野
 
 2022年3月5日(土) 中潮  釣り場:三重県熊野市

『啓蟄』(けいちつ)
 新暦35
桃の花も蕾を開き始め、冬ごもりをしていた虫たちが穴を啓(ひら)いて地上に這い出してくる季節。

 さて、23週目の弾丸日帰り能登島釣行以降も、仕事に追われる日々。
 もともとこの土曜日も重要な作業工程があり、日曜は健康診断ということで釣行断念としていたが、作業工程が1日早まり何とか隙間ができた。「明日空き出来そうやけど、どないする~? どこも風きつそうやけど?」「こっちも今日残業したら明日は全休やからどこでも!・・この風向きなら熊野はいけるで! 船長に電話するわ!」という相棒はっちゃんの言葉に「せやな~串本カワハギも渋めやし早めキューセンと裏本命・熊野の赤いルビー狙いに行こうか!」『熊野詣』に決定!

 互いに残業を終え帰宅。すぐに風呂に入って飯も食わずに相棒邸へは21時。それから餌の調達、途中牛丼をかきこみ午前2時頃熊野に到着し少し仮眠。5時半ごろの乗船受付で船長より「久しぶりやの~2・3年空いたかいの~?」と歓迎の言葉をかけられ、熊野名物・超高速艇にて渡礁。

 何度か上がったことのある東向きの磯で、ある程度ポイントは熟知しているが・・・。小さいアタリで裏本命のアカハタがポツポツ・・しかしサイズが20㎝前後と小型。他のエサ取りの正体はほぼ南方系のお魚(右画像はクマノミ?)気温718℃・西よりの風2m・快晴。海水温16℃と潮は底をうっているが地上は穏やか。

 満潮から下げに入り、思惑通りの潮目が湧き出した。そこへ集中投下するとひったくるアタリでメイチダイが連発。しかしサイズは30㎝に届かない小型ばかり。そんな中、根回りを攻めていた竿に『ジイ~・・・』と足の遅いお魚のようなアタリが? 根に入られないよう即合わせ!大きく底をきる。(この感じは根モノやな?)と力強くリーリング。さらしの中に見えた綺麗な赤色に輝く物体・・無意識に玉で掬いあげたのは、まぎれもない裏本命『熊野の赤いルビー』ことまるまる太ったアカハタ40㎝♪ 

アカハタ・スズキ目ハタ科マハタ属
雌から雄に性転換し成魚で30㎝程のハタ科でも小型の部類。このサイズはほぼ最大級といえ、思わず高笑い♪。

 その頃、相棒はっちゃんもガシラの良型に、エエアタリで『チビガキダイ』を釣り上げる。共々オカズ釣りを楽しんだが、予報に反し爆風が吹き付け、三脚がなぎ倒される。リアス式海岸にありがちな岬を風が回る現象。風をしのぐよう湾奥に移動しながら続行するが・・時間は過ぎゆき13時過ぎ餌ぎれ納竿、14時迎えの渡船にて終了。帰りはいつもの下北山『きなりの湯』にて温泉を満喫して帰阪とした。

 現在コロナ感染者数は高止まりの感があるものの、世界的パンデミックは猛威をふるったまま。さらにウクライナ・ロシア問題と世界情勢は不安定な日々・・。

 いつまでも世界が平和で『釣りボケ』できる日々が続くよう 切に願う今日この頃です。


 追伸・熊野の赤いルビーは薄造りと皮目湯引きにし、もみじ下ろしとポン酢でいただくと、あっさりと上品な旨味で(翌日の健康診断を忘れ)日本酒が進みましたヨ♪

 主な釣果・アカハタ40

=動画=
https://youtu.be/Sgt-c7UTa7E








大ちゃんの『なにわ友あれ』 その46 IN・能登島
 
 2022年2月19日 中潮  釣り場:石川県七尾市能登島


 二十四節気【雨水(うすい)新暦219

 雪が雨に変わり、深く積もった雪も徐々に解けて雨水がぬるみ、春の気配に草木が芽生える季節。

 
2月に入ってから現場がコロナ閉所となり、遅れを取り戻すべく仕事・作業に追われる日々・・。隙間を見つけて相棒はっちゃんと串本デカカワハギを狙いに行くが相棒の良型以外、こちらは魚拓サイズに届かず『オカズ釣り』。
 
2週目、世間でいう3連休も仕事に追われ(今週の潮はどこも釣れん!)と言い聞かせて我慢の日々。

 相棒(同業者)には人手不足を補うべく10日間ほど応援してもらい何とか修羅場を乗り切ったのが木曜日。「ほなら週末はどこ行こな?日曜は仕事せなアカンから土曜だけやで!」「なら、性懲りもなく日帰り能登島やな!?」と、寒波が去り行く北陸に出撃!

 金曜、仕事終わりから帰宅後風呂に入れば相棒邸にお迎え。しかし事前情報では、その後の能登島は絶不調の様子。有名どころのポイントはことごとく釣れていないとか・・ そんな中、相棒が一度やりたいというポイントへ。到着後少し車にトラブルがあったが気を取り直して実釣開始。中々デンジャラスなポイントだが雰囲気は有るので少し離れた釣り座に。初めて入る情報のない場所にて広く投げ分け少しの変化を探し攻撃するが・・エサ取りすら無く・・

 正午を知らせる音楽までは!と決めつけ投げ続ける、そして正午の音楽が鳴り少ししたところで相棒より「ここ!アカン・・移動!」と告げられ移動準備に入ると小さなアタリ・・? で32㎝程のプックリマコガレイ水揚げ~♪。「オーイ!なんかおるけど~?」「・・・」しかし彼の耳に届く事はなく・・・涙。

 移動先に着くとちょうど納竿した富山の一般キャスターが。聞けば3週連続でこの辺りに通うもどこも今年はサッパリだとか。潮は上げ5分、時間も無いのでワンチャン狙い爆死覚悟で仕掛けを投げ入れる。するといきなりのカレイらしいアタリで40㎝石カレイを水揚げ~♪。「居るやん「あんた、ホンマにここ相性エエな~」と相棒も爆投げ開始。「お魚寄ってるかもわからんからこっちも投げたら?」「せやな~」と三脚共有スタイル開始。釣れた場所を譲り、最初に相棒がやっていたポイントに投げ入れると『ガタッ!ググ~ン、コトッ・・?』と竿尻を浮かせてモゾモゾ。経験上良型以上の石カレイと確信。大きく合わせ力強くリーリング。浮いてきたお魚は予想に反して小さいが重量がソコソコ?。玉で掬いあげたのは美味しそうな良型マコガレイ40㎝♪。「なんでソコでも釣れるネン!」と意気消沈の相棒。まさに釣り場の相性はあるものだと実感。そして徐々に雲行きが怪しくなり片付け寸前に30㎝石ガレイを追加し、残雪にみぞれが落ち始めたところで釣果写真撮影、その後納竿とした。

釣果・マコガレイ32㎝・40 イシガレイ30㎝・40
寸評・不調な場所でも相性でカバー?



大ちゃんの『なにわ友あれ』 その45 IN・能登島 
 2022年1月9日 小潮  釣り場:石川県七尾市能登島


  
  

 新年明けましておめでとうございます。

 未だ変異ウィルスが落ち着かない昨今ではありますが、本年も『なにわの友』と楽しみをたくさん釣りたいと思います♪。

 さて年末恒例の『おしゃぶり隊(なにわの変態特殊部隊?)宇和島釣行ではニッシャン先輩と正月用のブリ・マトウ鯛を狙っての投げ飲ませ。10キロ近いブリを仕留め大はしゃぎも他はエソまみれ・・。別ポイントの坂口兄貴と相棒はっちゃんも、坂口兄貴が仕留めたイラの52㎝程以外は特筆する事も無かったが、いつも通り楽しい年末で締めくくった。

  新年を迎え4日から仕事始め。翌週、世間では3連休だがフリーになれるのは相棒ともに9日のみ・・。8日の昼休みに相棒からline「今晩から日帰り能登島とか有り? 餌は仕事帰りに買ってくるで♪」 天気予報と道路情報を確認すれば「上等やんけ~と、相棒はっちゃんと初釣り決定~!。
 仕事から帰り、弾丸風呂に入れば19時半に相棒宅より380キロ先の能登島へ。途中の尼御前SAで道路脇の大雪を確認しながら晩飯に。それから凍結を気にしながら(スタッドレス・チェーン完備)能登島へ午前1時半着で少し仮眠。今日は健脚コンビなので調査を兼ねて車から300メートル程、重い荷物を担ぎひた歩く。明け方に止む予報の水雪は相棒の時化パワーに押し負け、止む気配もなく薄暗い6時頃に竿出し開始。このポイント一帯は3年前まで数も出ていたがその後不調の場所にて『大失敗!?』の可能性が脳裏をよぎる・・・。気温38℃、南よりの風24m。エサ取りもさほどなく釣りやすいが、竿先が揺れることもなく・・。水雪が止み、時々晴れ間が出だした9時前『ググ~ン!』と抑え込んだ竿先がモゾモゾ・・!? 頃合いをみて大合わせを入れるとドドーン!と竿が曲がる!「これ!40は有るわ!・・いや?もうちょい有りそうやで!!」と、リーリングする手に力が入る。手前でどんどん重くなった獲物は本命47㎝の石ガレイ♪。
 しかしそれも単発でその後は(どんだけ湧いとるネン!)海毛虫と戦いながらも時間が過ぎる。11時頃、相棒はっちゃんの竿にビミョーなアタリ。エサ取り皆無の中、期待を込めて激合わせ! 「ちっさいがな!」と手前で少ししめこんだのは35㎝オーバーの石ガレイで、ともに初釣り坊主逃れ♪♪。=動画=

 しかしまたもや沈黙・・・。正午の音楽が島中に鳴り響くと時合になることがあるので少し早めにカップ麺のお湯を沸かす。そんな中、少したるんだ道糸がピン! と張った? 半信半疑も竿先で聞いてみると少し違和感、(コレ、喰っとるナ!) と、爆合わせ! それなりに締め込みを楽しませてくれた獲物はジャスト40㎝の石ガレイ。さあ!これからや! とひたすら750gの青イソメを打ち返し、カップ麺をすすりながらも竿先に注視。3分毎に誘いを入れ集中モードに突入するが・・・。その後アタリは無く16時に納竿とした。

 今回も相棒のむちゃなオーダーに対応できて良かった。能登島への日帰り釣行など20年前までは考えられなかったが、今は道路もアクセスしやすくなったものだと切に感じた。数は出なかったがそれなりのサイズも出たし初釣りとしては『成功』としておこう。そんなこんなで今年も美味しいお魚を追い 釣りに行きまくりましょう♪

釣果=石ガレイ47㎝・40
寸評・よもや能登島は近場?