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なにわキャスターズクラブ

クラブ月例会




2020年7月例会レポート 
 
2020年7月23日(木)〜24日(金) 例会レポーター:坂本照治


 2月例会(協会初釣り大会併催)以降、新型コロナウィルスの感染が全国に広がり、緊急事態宣言の発出で不要不急の外出の自粛が要請された。協会やクラブの各種行事も相次いで中止となり、我々釣人は欲求不満で一杯となっていたが、ようやく解除となり、約5ヶ月ぶりの例会開催となった。

 今回は、北木島と白石島へフェリーで渡り、マダイの大物を狙うことにした。朝530分に集合場所の高井田を出発。途中SAにて朝食をとり、各自入りたいポイントを協議した。裏野、坂口、西橋、畑中、大畑氏の5名が北木島へ、私、宮内、山下、山下海君の4名は初めて白石島に渡ることになった。

 私達は、北木島チームより一足先に11時発のフェリーに乗船して白石島へ。山下、山下海君を南側の希望のポイントに降ろし、私と宮内氏は島を一周して様々なポイントを探って回ることにした。

 日中は、キスやキュウセンを狙いつつ、各ポイントの状態(沈み根等)を探り、腰を据えて夜釣りをするポイントを探しながら島を一周! 当初、航空写真にて目星をつけていた西側護岸のポイントは大きな切り出した石が多数置かれていたため断念!!  探り釣りで20p程のキスを釣りながらポイントを転々とし、夜釣りのポイントを決めた。

 陽が高いうちはこれといった獲物は釣れず、本命の夜釣りに突入! 午後6時・・・7時と時間が経つが一向にアタリが無い・・・。雨がポツポツ降り出し、8時ごろ諦め気分で車中に入り遅い晩ご飯を食べ始めると、宮内氏が「坂本さん!ドラグ鳴ってる!」慌てて車を出ると、ドラグが鳴り道糸がどんどん出てる! 竿を取り、ドラグを締め大きく合わせると、重量感が竿に伝わると同時にラインブレイク! 宮内氏「また、やりはったわ・・!」私「・・・・・多分、飛びエイやろ?」と負け惜しみを言って悔しさを紛らわす・・・(>_<)。当然の如く、宮内氏は各人にラインで報告・・・。
 気を取り直して打ち返しをしていると、小さなアタリでマダイ28pが釣れ、何とか対象魚を1匹確保すると、宮内氏も同型のマダイを釣り時合いが来たか? と思われたが後が続かず。

 9時過、山下海君が小さいながらもキジハタが釣れたと連絡が入った。続いて、大畑氏が52cmの良型マダイを釣った写真が送られてきた。 前回の釣行では、8匹のエイのみの釣果であったが、見事にリベンジを果たした(おめでとう!(^^)!)。今回の釣行では、潮があまり動かず皆さん苦労しているみたいで、9時を過ぎると坂口氏が32cmのマダイ、裏野氏が44cmのクロダイと次々に釣果が報告されてくる! 苦戦しながらもしっかりと魚を釣るのは皆さん流石である。

 日が変わった午前2時前、西橋氏も黙ってはいません!67cmのスズキを持った写真が届いた。「やはり釣りましたか? 何時もながらしぶといですなぁ〜!」 皆さん、対象魚を1匹確保したものの、あと1匹の獲物を釣れば例会上位入賞となるので、明るくなっても頑張って竿を振っているようである。

 何とかもう1匹をと頑張っていると、5時頃、僅かなアタリ! アワセを入れると、久々の魚の引き。そこそこの重量感をあじわいながら上がってきたのは42cmのクロダイ! ようやく対象魚2匹目を確保した。宮内氏も、24cmのキスを釣り対象魚を確保! 例会は、S割ポイントの合計のため、キスの24cmは相当有利な獲物である。(何時もながらしぶとい!)

 そんな中、坂口氏から全釣果を写した写真が送られて来て唖然とした。大きなマダイが写っている!これには、参った!優勝確実と観念。

 帰りの迎え時間を決めるため、山下海君に連絡を入れると、「今、マダイが入れ食いです!」との返答! 48cmを頭に数匹釣れたそうで、終盤での大逆転の様相であったが、S割ポイントでは及ばなかった。また、其々大物を釣った大畑、裏野、西橋氏は、あと1匹が釣れず涙を飲んだ。

 昼から雨が強くなる予報もあり、相談の結果8時のフェリーで帰路に就くことになった。例会結果は下記の通りで、一時期のマダイスランプからようやく脱出した坂口氏が見事優勝されました。

 ◎なにわキャスターズ7月例会成績(全日本対象魚2匹のS割ポイントの合計)(敬称略)
  優勝 坂口 マダイ  0.829(58p)マダイ 0.457(32p) 合計 1.286P 北木島
  2位 坂本 クロダイ 0.764(42p)マダイ 0.4(28p)   合計 1.164P 白石島
  3位 宮内 シロギス 0.686(24p)マダイ 0.414(29p) 合計 1.100P 白石島
  4位 山下海 マダイ 0.686(48p) マダイ 0.386(27p)合計 1.072P 白石島



2020年2月例会レポート

 2020年2月2日(日) 例会レポーター:坂本照治

 令和2年 今年も2月例会を協会初釣り大会と開催で行い、クラブペナントレースがスタートした。
 昨年末から異常なほどの高気温の日が続き、真冬というより初春と思われる気候が続いたが、1月末からようやく気温が下がりはじめた。それでも平年を上回る気温であり、釣りをする者にとってはありがたい気候となった。ここ数年、初釣り大会は田辺方面で竿を出し、数年前には悲願の協会団体優勝も成し遂げたが、その後は好釣果を得られない釣行が続き、協議の結果今年は鳴門方面に釣場を変え、二度目の団体優勝を目指した。

 参加者は5名と少ないので、1台の車に便乗して出発した。裏野氏と私は十数年前にカレイを釣った島田島を目指したが、そこには既に先客があり、あえなく断念!  ポイントを岡崎方面に変更するとT字波止が空いていたので裏野氏と私が入り、少し離れた小波止に宮内氏が入った。西橋氏と大畑氏は里浦方面へ車を走らせた。

 到着時は、ウナギの稚魚(?)を捕る舟が数隻波止の前を行き来しており休憩タイム・・・ しばらくして舟が去り、竿を3本投げ終えたのは午前2時前であった。
 数分すると、裏野氏がカサゴを釣り上げ、私にもカサゴが釣れ、お互いに協会提出魚の1匹を確保。(例会提出基準寸法には足らず)
 続いて私に初めてドラグを鳴らすアタリがあり、上がってきたのはキビレ35p、通常なら写真を撮って放流するのだが、今回は協会大会と併催のため、やむなくキープ、早々に協会提出魚の異種2匹を確保した。
(※ピンぼけ画像が多くてスミマセン!)


 午前3時を過ぎると底冷えとなり、クーラーの上を触ると、夜間に降った小雨が凍ってシャリシャリと音が出る「えーっ!凍ってるやん!」足先が冷たく痛いはず……。裏野氏が持っていた足先カイロをもらって貼りつけたのだが、一向に効かないほどの冷え込みである。小波止の宮内氏に連絡すると、フグが2匹釣れたのみで本命無しとのこと。里浦方面に行っている、畑中氏、西橋氏の様子は、畑中氏が頑張って竿を出すもアタリ無し、西橋氏は腕の痛さと冷え込みのため、早々に諦め(?)車で爆睡!


 夜が明けた7時頃、畑中氏から写真が送られてきた!西橋氏がキビレを持った写真である。6時過ぎに起きて来ていきなりキビレを釣り上げたそうである。まさに強運の持ち主である。続いて裏野氏に待望のカレイが釣れ、協会提出の異種2匹を確保。8時前、またも裏野氏にサイズアップのカレイが釣れるも、クラブ規定寸法には足らず・・・残念!! 少しして、畑中氏からまた写真が送られてきた・・・西橋氏が良型カレイを持った写真である。西橋氏からラインが届き『終了』という嫌みな2文字!

 畑中氏「寝んと一生懸命に竿を出してる人に何も釣れず、6時に起きて2時間程で大物異種2匹を釣り上げる、にっしゃんは、やっぱり悪魔や!」これには流石に脱帽。

 クラブ例会は異種2匹(例会提出基準寸法以上)を釣った西橋氏が見事優勝、協会大会でも3位に入賞。また、私が12位、裏野氏が19位に入賞。団体戦は2位と1o差の3位となった。

◎ なにわキャスターズ例会成績(全日本対象魚の異種2匹長寸 基準寸法以上)
  優勝 西橋氏 マコガレイ39.3cm キチヌ 37.7cm 合計 77.0cm  里浦

 
  3位入賞 西橋氏        12位入賞 坂本氏       19位入賞 裏野氏






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