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なにわキャスターズクラブ

クラブ月例会





2022年12月例会レポート(大阪・兵庫合同納竿大会と併催) 
 2022年12月11日 (日曜日)   例会レポーター:坂本照治


 一年が経つのは早いもので、今年最後のクラブ例会(大阪・兵庫合同納竿大会併催)が1211日(日)、淡路島及び鳴門市で開催された。良い釣果で閉めくくり、良い気分で新年が迎えられるよう、自然と気合が入る・・・(入れ込み過ぎ?)
 集合場所にて其々のポイントを協議、私と宮内氏は当然の如く全日本カレイで好釣果を得た鳴門の大塚倉庫裏を選択し二匹目のドジョウを狙う。裏野会長も車横付けの誘惑に負けて便乗。畑中氏と大畑氏は昨年坂口氏が大型カレイを釣った里浦海岸へ、山下氏、山下海君も里浦海岸組に加わり2台の車で出発した。

 23時過ぎに釣り場に到着。釣り開始の午前0時まで暫く車で待機することに。先月は一般の釣り人が既に竿を出されていたが、今回は誰もいない貸切り状態?・・・(なんで?ちょっと不安)
 0時を過ぎ、車を降りて準備に掛かる。波止の右端に宮知氏、中央に裏野会長、やや左に私の順で竿を出す。私は、カレイが釣れる夜明けまでは高価な虫エサを温存。安い冷凍エビやイカを使って大物狙うことにした。 午前1時前、餌取りばかりでウンザリしていた宮内氏が、冷え込んできたのでコーヒーを入れようと、お湯を沸かしていた時、ドラグが突然大きな音を立てて鳴った「ジャー、ジャー」!! 慌てて竿を掴み大きく合わせると、竿が大きく曲がる!横に居た裏野会長が玉網を持って駆け寄った。魚の引きをドラグで調整しながらやり取りを行ない、獲物を寄せて来る。ライトで照らすと細長い魚体が薄っすらと見えてきた!「スズキか?」「スズキやったら大きいゾ!」少し細い魚体だが海面下で1m近くありそうに見える。暴れながら海面に姿を現したのは何と大きなサメ!! 裏野会長「なんや!サメやないか!こんなヤツ玉網で掬うんか?」(相変わらず口は悪い)。宮内氏「ハリスを切るのは勿体ないので、掬って!」 。
 私は、暗い内のエビやイカには全く反応が無く、夜が明けて餌を虫餌に変え、カレイ狙いに切り替えるが、餌取り(フグ?)の猛攻が始まり全く釣りにならない始末。その上、先月は根掛かりが殆んど無かった場所なのに、今回は根掛かりが激しく錘を6発も無くし、戦意喪失状態!(同じ場所に投げているのに、これほど変わるのは何故だろうか? 不思議である)

 一方、里浦に向かった5名は、目標のポイントに山下氏、山下海君を無時降ろし、次のポイントに移動したが、既に他の釣り人が入っており止む無く釣り場を後にし、次のポイント求めて放浪の旅へ・・・・(ウロウロするとロクな事は無い!・・悪い予感(>_<)

 納竿大会は、全員坊主で終了か? と諦めかけた730分頃、強風の中、我慢の釣りをしていた山下氏からマコガレイ29.0cmを釣った写真が送られて来た! ようやくカレイの顔を見ることができたが、残り時間が少ないので、あと1匹頑張って釣るよう伝える。

 帰路の時間を考え、完全に諦めていた9時前、宮内氏の近投の竿に小さなアタリ! その後に糸フケ!これはカレイと確信し、合わせると重量感が手元に伝わる!!上がってきたのは。33.0cmのマコガレイであった。ようやく対象魚を釣り上げるも、残り時間が無くタイムオーバーで審査提出の2匹を確保できず残念! また、里浦のポイントを逃した、西橋氏、大畑氏、畑中氏の3名もミニ黒鯛のみで撃沈となった。

 令和4年のクラブ行事も、今回の納竿大会で全てが終了した。令和2年に始まったコロナ禍、昨年は感染拡大で3回しか開催出来なかったクラブ例会も今年は何とか6回開催するまでになり、少しではあるが例年どおりに戻りつつある。コロナ感染が完全に収まるまでには、まだまだ時間が掛かる模様ですが、出来る限り例会を開催し、会友と楽しい時間を過ごしたいと思います。

 来年も健康で楽しい釣行や好釣果が得られるよう祈っています。みなさんお疲れさまでした。



2022年11月例会レポート 
 2022年11月20日 (日曜日) 例会レポーター:坂本照治


 11月例会は、例年どおり全日本カレイ選手権との併催で開催した。過去には、遠方の島根県や愛媛県のポイントで竿を出したこともあったが、近年は会員の高齢化や帰路のことを考えて淡路島〜鳴門方面での釣行が増えた。本年も淡路島会場へエントリーして例会を開催した。

 集合場所にて各々の釣り場を協議、当日は雨予報であったため、各自なるべく雨中の釣りを避けるため、車横づけポイントを選択した。徳島の津田方面に裏野会長、大畑氏、西橋氏、野木井氏。鳴門方面に私(坂本)、宮内氏、山下氏、山下海君と2台の車に分乗して出発した。

 鳴門に到着すると、空には綺麗な月や星が輝き雨の心配は全くなし!!  釣り開始時間の午前5時前まで道路際で少し仮眠を取る。私と宮内氏は、過去に30pクラスのカレイが釣れていた大塚倉庫裏を選択。5時に山下氏と山下海君を岡崎まで送り、私が釣り場に戻ったのは午前5時半頃、ようやく竿をセットし始めると宮内氏は既に3本の竿をセットし終り戦闘開始中。少し出遅れたがカレイは明るくなってから! と焦らず用意をする。6時過ぎに、津田方面に行った方々や山下海君から釣り開始の連絡が入り、互いの健闘を祈った。

 釣りを開始してすぐに大畑氏が釣った!と言って写真が送られて来た!! 写真を見ると大きなワタリガニが掛かっている。食べては美味しいのだが、対象外で残念!

 しばらくの間、アタリも無く打ち返しをしていると、右端の方で竿を出しておられた一般の方が竿を大きく曲げている。何やら大物を掛けた模様だ! 注視していると大きなカレイを抜き上げるのが見えた! 遠目での確認だが40cmはありそうな魚体であった。 宮内氏が「やられた! ポイントは右端やったか!」と残念がったが、我々が着いた時点ですでに竿を出されており、ポイントの選択はやむなしと諦める。

 7時頃、朝食を食べようと座っておにぎりを頬張っていると、突然竿が引っ張られるアタリ!あわてておにぎりを口に放り込み、竿を持って合わせを入れるとズッシリとした重量感が伝わって来た!これは大物と確信。魚の引きを味わいながら寄せてくると、手元で下へ潜り込むような引き!これは間違いなく大型のカレイと確信。宮内氏に玉網の用意をお願いし抵抗する獲物を寄せて来る。姿を現したのは40cmを優に超える大きなカレイだった。無事玉に収まり寸法を測ると45cm程あり、一躍例会優勝候補の筆頭に立った。

 宮内氏と共に寸法測定や、自身の他の竿とのオマツリを直していた時、今度は宮内氏の竿の竿尻が大きく動いた!「坂本さん、私の竿とオマツリで引っ張った?」と聞かれたが、私は釣れたカレイの針を外しており、竿を触っていない! 慌てて自身の竿を持って合わせを入れると竿が弧を描く。上がってきたのは38cmのカレイであった。時合い到来を告げる大型カレイの連続ヒット!二人とも思わぬ釣果にビックリである!!

 9時前、私が30cm程のカレイを追加すると、ここでやっと津田チームの西橋氏がマコガレイ34cmを釣り上げた写真が送られてきた。流石である、いつもながらしぶとい! 一方、岡崎で竿を出していた山下海君は根掛かりが酷く意気消沈!こちらに場所変更するか?と声を掛けたが、この場所で粘り撃沈するとのこと。

 大物を釣り、余裕を持って投げ続けていると、散歩をしていた地元の老人が声を掛けてこられた・・・・。 (老人)「どうや!何か釣れたかな?」(私)「カレイが釣れました」(老人)「そうか!私は昔ここで40cmのカレイを釣ったことがあったわ!」(私)「そうなんですか!」(老人)「今は中々大きいのは釣れんからなぁ〜」(私)「そうですねぇ〜(実は45cmを釣ってます)」と話をしている時、竿を持ち順に誘いを掛けると、(老人)「兄ちゃん!釣りうまいなぁ〜。そうやって餌を動かさないと魚は釣れんヨ!」(私)「ありがとうございます。(一応全日本サーフの会員なんですけど・・)」(老人)「まぁ、頑張って大きいのを釣りや!」と、お褒めの言葉と激励をいただき去って行かれた。

    
 話を戻し、その後も私にコンスタントにカレイが釣れ、納竿までに35cm30cm弱の2匹を追加!合計4匹のカレイが釣れる好釣果で、平成256月(2015年)以来、約7年ぶりに例会で優勝することができた。

例会結果  カレイの1匹長寸 (但し連盟提出25.0cm以上)
 優勝  坂本 照治     イシガレイ   44.7cm     鳴門
 2位  宮内 宏知     マコガレイ   38.0cm     鳴門
 3位  西橋  浩       マコガレイ   34.0cm     津田



2022年10月例会レポート
 
 2022年10月22日(土)〜23日(日曜日) 例会レポーター:坂本照治

 連日の猛暑日で暑かった夏もようやく終わり、いよいよ釣りにとって絶好の季節となった1023日、協会の秋季大会との併催でクラブ例会を開催した。
 今年の秋季大会は、釣り開始時間が前日22日(土)午後1時からに変更されたため、我がクラブは淡路島南会場にエントリーして香川県の男木島で竿を出すことにした。土曜の朝7時集合、途中で餌の購入や食物の買い出し後に高松港12時発のフェリーで男木島に渡った。
 
当日は瀬戸内国際芸術祭2022が開催中で女木・男木島にも注目の芸術作品が多く展示されていてフェリーは満員状態であったが、釣り人は我々のみ! 各自思いのポイントに難無く入ることができた。ポイントは、西浦波止付け根に裏野会長と坂口氏、波止先端の白灯に山下氏、東浦波止先端(赤灯)に西橋氏、石積み@番に私(坂本)、A番に畑中氏、B番に大畑氏、いちばん遠いC番に若い山下海君が入り、大物を目指して竿を出すことになった。
 
フェリーが着く西浦から東浦へは車道は無く、徒歩で東浦まで荷物を持って歩かなければならないのが大きな難点であるが、その分釣り人もあまり入っておらず大物が釣れる予感がする!(あくまでも予感)東浦のポイントに着いたのが14時、私は一番手前の石積みで近かったが、山下海君は@番から遥か北にあるC番までは倍ほどの距離!! 若い山下海君でもさすがに途中で弱音を吐くほどの道のり! ようやくC番にたどり着いた時には疲労困憊で戦意喪失状態となっていたそうだ。

 釣り場に着き用意をしていると、西浦の坂口氏から早々にカワハギを釣った写真が送られてきた。「早いなあ〜」東浦組はこれから竿を出そうとしているところなのに! 「焦らすなぁ〜」日の高いうちは高価な餌(ユムシ)を温存し、マムシ餌の2本針でキス・キュウセンを狙ってみる! 潮は右から複雑に流れ、前方で湧いているようなところもあり如何にも釣れそうな雰囲気である。少しして小さなアタリがあり、軽く合わせると何か乗ったような小さな引きが伝わってきた! 難無く釣り上げたのは、30cm強の黒鯛であった。通常なら写真を撮ってリリースするのだが、今回は秋季大会へ提出のためキープする。ほぼ同時刻に、西浦波止の裏野会長からも写真が送られてきた。2本針の上針にチャリコ、下針にカレイが付いている!チャリコは放流サイズだが、カレイは見た限りAランクはありそう? 一度に秋季大会提出魚を釣り上げ得意満面の顔つきであった!(最近、男木・女木島での釣りは絶好調)
 
A番に入った畑中氏は、前回は殆ど根掛かりが無かったのに、今日は根掛かりが多く既に3発もいかれたと嘆いている。また、B番、C番に入った、大畑氏と山下海君は、以前は根掛かりが多発したのに今日はさほど根掛かりがしないとのこと。潮流により海底の状態が変化したのだろうか?
 
日が暮れた18時頃、B番の大畑氏から43cmのクロダイの写真が送られて来た! 西浦に時合い到来か?と気合が入る! 餌(ユムシ)を新しいものに付け替え、大物からの魚信を待つが・・・ 一向にアタリは出ず。

 
19時前、B番、C番の前に激流が発生!海斗君から3本とも根掛かりし夕食タイムにしますと連絡が入る! 私が居る@番では、昼過ぎには良い潮が流れていたものの、日が沈んでからは全く流れが入って来ず、たまに少し左に流れるだけで全く潮があたらない状態。そんな中でも辛抱して打ち返しを行なうが、高価な餌(ユムシ)が瞬殺で取られてしまう。あまりの餌取りにウンザリ! A番の畑中氏も同様で、ユムシがボロボロになって戻ってくるとのこと。

 
22時過ぎ!裏野会長から、「これが魚や!」と50cmの真鯛写真が送られて来た。さすが!先月の女木島に続き、ここでもしっかりと真鯛を釣り上げるとは・・お見事! ほとんど同時刻に今度は畑中氏からも真鯛が玉に納まった写真が届いた! 粘りと頑張りで見事に真鯛をものにするところは、さすがである。

 
これで、裏野会長は堂々の例会対象魚2匹を確保! 大畑氏、畑中氏、私の3名はあと1匹(基準寸法以上)のみ。朝までには余裕で確保できるものと思っていたのだが・・・・。時間はあっという間に過ぎ、夜が明け朝まずめの一発も不発に終わり餌も無くなり、7時発のフェリーで審査会場(淡路南SA)に向かった。西浦白灯で頑張っていた山下氏も、激アタリがあり、手前まで寄せたものの残念ながら針外れ!何とか26pのキスを釣るも相棒なしとのことであった。おっと!もう一人忘れていました。道中で『東浦(赤灯)では俺しか魚はよう釣らん!』と豪語していた西橋氏は、これといったアタリも無く、黒鯛30cm1匹のみ、テントで仮眠していると「のら猫」にテントを襲われビックリして飛び起きた!と釣りとは関係ないエピソードを皆に報告し、笑いを得ていました。

 例会結果は、見事大物2匹を確保した、裏野会長が平成279月(2017年)以来、約5年ぶりに優勝されました。 おめでとうございます!!

例会結果 (全日本対象魚の2匹長寸 但しスズキ・コブダイは除く)
 
優勝 裏野和彦 マダイ50.9p マコガレイ28.7p 合計79.6p   男木島











   
 東浦@番 石積み オブジェ【歩く方舟】     A番で頑張る畑中氏     
     
      帰路フェリー中での反省会 また〜



2022年9月例会レポート
 
 2022年9月23日(金)〜24日(土) 例会レポーター:坂本照治


 コロナ第7波もようやく高止まりとなり、感染者数も徐々にではあるが減少し、3カ月ぶりに9月例会を開催することとなった。開催は決定したものの、台風が相次いで日本列島に接近し、シルバーウィーク前半の連休(17日〜19日)は台風14号が日本列島を縦断し各地で被害が続出した。 例会開催日の後半連休(23日〜24日)は台風一過の秋晴れと思いきや、続いて台風15号が紀伊半島南岸に接近するという予報! 風雨の中での釣りを覚悟していたが、当日は道中で雨は降ったものの、現地到着時は雨も止み青空となり、釣りには全く支障のない天候となった。(クラブの雨男2名が不参加だったから?)

今例会はコロナや台風の影響により不参加が続出、わずか5名での寂しい例会となった。集合場所にてポイントを協議。会長と西橋氏が鬼尻、山下氏が赤灯、山下海君が恋人岬右側の石積み、私はへの字波止にとポイントと決め、1台の車に荷物を詰め込み出発!!

 高松港14時発のフェリーで女木島へ・・・ 釣り人は我々のみで、各自思いのポイントに入り用意をしていると『バシャーン!バシャーン』と大きな音・・? ボラが跳ねているのかな〜 それにしては音が大きいような?? しばらく海面をみていると・・・またも『バシャーン!』 よーく見ると大きなトビエイが跳ねています。それも、あちらこちらで・・・ 「まいったなぁ〜 高価な餌にこいつらが食いついたら目も当てられない!」陽の高い内は竿数を減らして釣りをすることにする。


 
2本の竿を出し、様子をうかがっていると17時ごろ小さなアタリ! 竿をあおると強烈な引きが! ドラグを調整しながらやり取りをするも引きが違う・・・ やはりアイツだ! 何とか浮かせようと必死で耐えるが、全く浮き上がる気配がない。次第に額から汗がポタポタと落ちる・・ 早くしないとこちらの体力が持たない! 竿を水平にしてリールを巻くとようやく糸が切れた。疲れがどっと押し寄せる「こんな奴があと数匹も掛かれば・・体力が持たんなぁ〜」と独り言・・・

 
陽の落ちかけた17時、会長より西橋氏がマダイを釣った連絡と写真が送られてきた! 写真をよく見ると、マダイが大きく映っているが、持っている手も異常に大きい?(タイを大きく見せる努力は認めるが無理がある)

 
18時頃、左に流れていた竿に小さなアタリ! 少しアワセを入れると、魚の引きが伝わってきた! これはまともな魚と確信し、引きを楽しみながらリーリング、上がってきたのは黒鯛42p! 早々に対象魚を1匹確保、納竿まであと1匹とみんなに報告する。対岸の石積みにいる山下海君は、案の定トビエイとの格闘が数回あり腕がパンパンとのこと!
 
19時過ぎ、会長から真鯛を持った写真が届く。特別大きなサイズでは無いものの、食べ頃のサイズである。「さすが鬼尻の主?」しっかりと結果を出すのはお見事!!

 
 20時を過ぎ、トビエイとの格闘を終えた山下海君からも、ようやく42cm程の黒鯛を釣ったと連絡が入った。同時刻に私も同型の黒鯛が釣れ、例会審査対象魚を確保することができた。

 
午前0時過ぎ、先程まで出ていた星空に雲がかかり始め、小雨がポツポツと降り出してきた。携帯で雨雲情報を見ると真っ赤になった雲が近づいてきている。予報通り1時には豪雨となり、傘では対処できない程強くなったため、車に退避。会長、山下氏からも救援要請が来たため、迎えに行く。(山下海君は満潮で石積みまで行けず、傘で我慢。西橋氏は持参のテント内で爆睡)

 120分雨が止み、車に退避した3人が釣り場に戻った時、山下海君から「今、正面に良い潮目が入って来たので・・・」との連絡。わたしは、残りの餌も僅かなので、朝まずめに懸け餌を温存することに。

 
140分、対岸の山下海君が玉網を出しているのが見えた!大物が釣れたのか? しばらく様子を見ていると・・ 「ヨッシャ!やった!」と大きな声が聞こえ、すぐに写真が送られて来た!! 大きな真鯛であった。


 早速、祝福の連絡を入れると、潮目に投げたら一発で食ってきたとのこと。大雨の中、傘で耐えたのでご褒美がもらえたのかも知れない?
その後、朝まづめの一発に期待したのだが・・・そううまくは行かず、餌も無くなり、朝一のフェリーで帰る事になった。


例会結果は、最後の最後に大真鯛を釣った、山下海君が見事4回目の優勝。黒鯛2匹を揃えた私が2位。小鯛、ババタレを釣った西橋氏が3位。中型真鯛を釣った会長、山下氏は対象魚(Aランク2匹)を揃えられずに終わった。











◎9
月例会結果(全日本対象魚2匹のS割ポイントの合計)※敬称略
 
優勝 山下海斗 マ ダ イ60.0p(0.857P)クロダイ42.0p(0.764P) 計1.621
 2位 坂本照治 クロダイ42.0p(0.764P)クロダイ42.0p(0.764P) 計1.528

 
3位 西橋  浩 クロダイ36.0p(0.655P)クロダイ36.0p(0.655P) 計1.310




2022年6月例会レポート 
 2022年6月19日(日) 例会レポーター:坂本照治

 6月例会は全日本サーフ最大のイベントの一つ全日本キス投げ釣り選手権大会を例会として開催した。今大会から事前受付けは無しで、午前1時から各自が竿を出す(場所取り禁止)という初の方法で行われた。
 
我がクラブは、最も苦手とする淡路島会場にエントリーし、1匹の尺キスを求め竿を出すことにした。参加者は6名で、私、宮内、山下氏の3名は淡路島の有名ポイントを避け、混雑せず自由に竿を出せる津井方面を選択。裏野会長、大畑、山下海君の3名は過去に実績のある富島方面を目指して出発!!
 午前1時過ぎ、目的の津井に到着。早速用意をして釣り場に向かうと案の定、誰一人いない貸し切り状態。山下氏、宮内、私の順で少しずつ間隔を開けて竿を出すことにした。3本の竿を投げ終え、竿先を見ていたが全くアタリは無く、しばらくして回収してみるとキレイにエサが無くなっている。エサ取りは予想していたが、それを超える猛襲で、投入後、数秒でエサが無くなっている。隣の宮内氏、山下氏に聞いてみると全く同様との返事! 富島に向かった3名に連絡をすると、狙いのポイント前方に複数のブイが浮いていて、釣りが出来そうにもないので場所を変更。我々の直ぐ南側の丸山で竿を出しているとのこと。釣果についても、同様にエサ取りの猛攻で、半ば諦めムード。とりあえず大物が釣れれば連絡をするように伝えた!

 しばらく我慢と思い打ち返すが、全く同じことの繰り返しで一向にらちが明かないため、針を小さく(13号→9号)して引き釣りでキスを狙ってみた。錘着底後、ゆっくりと道糸を引いてくると、「ブル、ブル」とキス独特の心地よいアタリがあり、上がってきたのは18pのキス!! これでキスはいるのが確認できた! あとは最低でも23p以上の良型を釣るのみ。エサを付け替え再び投げると?・・・ 先程のアタリとは違うアタリがでた!! 合わせを入れると引きが強く、時折頭を振るような引きが伝わってくる。上がってきたのは30p程のマダイだった。思わぬ獲物に隣の宮内氏に「良いお土産が釣れた」と伝えると、宮内氏も同サイズのマダイが釣れたとのこと。ただ、キスも少なく同じ場所ではアタリが続かない! 仕方なく竿1本と少量のエサを持ち、浜を移動しながらキスを拾って行くことに・・・ すると、20p前後のキスがポツポツと釣れ、これはこれで楽しい釣りだと納得!!
 
夜が明けた頃、山下海君が意地のクロダイを釣るものの、審査に提出できるキスは釣れず納竿となった。2週間前のクラブ対抗キスでは、小さなアタリで78pのキスが数匹釣れたのみの散々な結果だったが、今回は、「ブル、ブル」と心地よいアタリを味わい、数も釣れて改めてキス釣りの楽しさを実感した。

◎ 例会結果 (対象魚:キスの1匹長寸)


  ◆例会規定寸法以上のキスの釣果無し






2022年5月例会レポート

 2022年5月15日(日) 例会レポーター:坂本照治


 5月例会は、近年「なにわ」の定番ポイントとなった、女木・男木島で大型マダイを狙った。
 
事前に参加者によりポイントを打合せ、男木島に西橋、大畑、畑中の3名が渡り、女木島に裏野会長、私、山下、山下海の4名が渡ることになった。
 高松港12時発のフェリーに乗船、車は我々の2台のみだったが、コロナ感染による移動制限が緩和され、おりしも「瀬戸内国際芸術祭(春)」が開催されており、会場となる女木・男木島への観光客が非常に多く、フェリー内は約300名の観光客で満席! デッキにも人が溢れる状態で仕方なく我々は車の中で待機となり約20分で女木島に到着。釣り客は殆んどおらず、4名其々を目指すポイントに送り、私も目的のポントに無事入ることができた。

 話は変わるが、コロナによる移動制限が緩和され、ようやく自由に釣りに行けるようになったものの中国では上海でロックダウンが実施され物流が停止、日本への輸入餌の供給が不安定となり、餌店に予約を入れても入荷が分からず良い返事がなかなか聞けない状態となっている。また、餌の価格も非常に高騰している。定番であるマムシの減量、大物餌のユムシも値上がりし、チロりに至っては以前の倍の値段まで跳ね上がり、釣り人にとっては大変つらい状況となっている。三本の竿を出して一晩釣りをすると餌代もバカになりません。早く元に戻ってほしいものだ。

 話を戻し、昼食の弁当を食べ終え、陽が高いうちはキス、キュウセン等を狙い小針で狙ってみるが、全くアタリが無い状態! 我慢をして打ち返しをしていると、山下氏から35cmのマコガレイが釣れたとの連絡が入った。裏野会長からも30cmの黒鯛、24cmのキスが釣れ、横にいた子供にあげたとの連絡。(例会審査は写真OK

 
皆さん、小物ながらポツポツの釣果、私も何とか1匹を釣ろうと頑張ってみるが、潮が右(高松港方面)へ激しく流れ出し根がかりの連発となり、流れが変わるまでしばらく休憩とした。

 ようやく夕まづめ(16時頃)となり、畑中氏から動画が送られて来た! 竿を大きく曲げてやり取り、上がってきたのはコブダイ45.0pであった。その時、対岸の波止で竿を出していた裏野会長の周りが何やら騒がしい!どうやら大きな魚を掛けたみたいで、周りで子供たちが騒いでいる。玉網が出され近くにいた人が掬っているように見えた。その時、『バチッ!』と大きな音、道糸が切れたのか? 遠くて見えにくかったので騒ぎが落ち着いてから連絡をしてみると、「大きなエイが掛かり糸を切ろうと思ったが、子供の父親が食べるので欲しいと言われ、仕方なく玉網で掬って持ち上げたところ柄が折れた」との事(涙) 「儲けやがったなぁ〜!?」と、お悔やみを伝えた!!

 陽が落ちて、うす暗くなると会友から次々に黒鯛が釣れたという連絡が届きはじめる。大畑氏が48.0cm、裏野会長が42.0cm、私にも21時前にようやく41.0cmの黒鯛が釣れた。皆が黒鯛を釣り、あと1匹を釣れば例会の審査権利獲得となる中、西橋氏が未だ○ボの状態! 西橋氏から「今回の例会は、不参加でお願いします」と嘆きのラインが届く。23時前、西橋氏からようやく黒鯛43.0cmが釣れたと写真が送られてきた。1時間後、私にも黒鯛46.0pが釣れ審査権利を確保した。

 明るくなり始めた4時過ぎ、西橋氏から写真が送られてきた。キジハタ55.0p!! 一躍優勝候補! 「今回のクラブ例会は不参加と言うてたから残念やなぁ〜」と祝福(?)のラインを送信。その後、皆が黒鯛を釣り上げ全員が例会対象魚を確保。終了間際には大畑氏がマコガレイ38.0cmを釣り上げところで納竿となった。

今回の例会では、狙いの大型マダイは釣れなかったものの、参加者全員が拓物を2匹以上釣り上げ、キジハタのクラブ記録魚が飛び出るなど、近年まれにみる好釣果となり楽しい例会となった。


5月例会結果(全日本対象魚2匹のS割ポイントの合計) (敬称略)

  優勝   西橋   キジハタ55.0cm  黒鯛42.0cm   1.872 Pt  男木島
  2位   裏野   黒鯛47.0cm   黒鯛46.0cm   1.691 Pt  女木島
  3位   大畑   黒鯛48.0cm   マコガレイ39.0ccm 1.653 Pt  男木島

  4位   坂本   黒鯛46.0cm   黒鯛43.0cm   1.618 Pt  女木島
  5位   山下海  黒鯛44.0cm   黒鯛40.0cm   1.527 Pt  女木島
  6位   畑中   コブダイ45.0cm  黒鯛40.0cm   1.327 Pt  男木島
  7位   山下   黒鯛
45.0cm   マコガレイ35.0cm  1.300 Pt  女木島

 

2022年4月例会レポート
 
 2022年4月17日(日) 例会レポーター:坂本照治


 コロナ禍による自粛も3年目となり、ややマンネリ化してきた大阪府の「まん延防止等重点措置」が321
にようやく解除され、月例会が開催出来ることになった。4月例会は協会春季大会と併催で行われ、我々は淡路会場(淡路〜鳴門)にエントリーし、釣果を競った。

 私は、過去何度も淡路島に通っているが、これまで目立った成果を上げることができず、良い思い出が殆んどない!! いつもポイントが決まらず、行き当たりばったりで竿を出すことが多く、好釣果に結びつくことは無かった。

 そこで、今回は事前にガイドブックを見て釣場を研究? 密かに生石崎を選択していた。集合場所にて、他の会友と打合せすると、畑中氏が生石崎に行こうと思っているとのこと、偶然にも狙いのポイントが一致、畑中氏が「78人なら十分入れるので、久々に皆で並んで竿を出しましょう!」と快く言ってくれたので、2台の車で生石崎を目指して出発した。

 由良新川口の波止に坂口氏を降ろし、残り7名で生石崎を目指す。釣場に到着すると、南方を通過中の台風の影響もあり北寄りの爆風が吹いている。先端は風を遮るものが無く強烈な向かい風!!数日前まで初夏を思わせる陽気であったが、今日は真冬のような寒さ、早々に畑中、大畑、西橋の3名は釣りの準備を開始!裏野、私、山下の3名は風裏を求めて東浦方面へ。

 洲本港まで戻ると砂利置き場は微風で4人が何とか竿を出せそうであった。念のため、車を降りて赤灯を見に行くと、フェンスが立てられ「立ち入り禁止」の看板。赤灯付根の洲本川河口のテラスが空いており、風も殆んど無かったので、ここで竿を出すことにした

 3名並んで竿を出し終えたのが午前130分頃。一息ついて休憩していると、隣の山下氏が竿を曲げている!! 山下海君が玉網をもって駆け寄る!私も声を聞き、山下氏のもとに行く!前方で魚の浮くのが見え、ライトで照らすと魚体が「キラリ」と光った。会長「ニベか? 違うスズキや!」山下海君が無事玉入れ、検寸すると48m !残念ながら拓までには届かなかった。川尻で少し波があり、スズキが回っているものと確信、4名の士気が上がり、打ち返しを行うもののその後のアタリは続かない!会長は、海毛虫とヒトデを次々に釣り意気消沈!私の竿もアタリが全く無く諦めムード。

 夜が明けても相変わらずアタリは無く、餌も取られない中、辛抱して打ち返しを行っていた7時頃、生石崎の畑中氏から写真が送られてきた。大畑氏のキチヌを持った写真である。スケールの無い写真で魚は大きく見えたものの、手の大きさから推測すると30m程度か? 例会対象魚は、全日本対象魚の1匹長寸のため、大畑氏は一躍例会優勝候補の筆頭に!残り時間で他魚をも1匹釣れば春季大会への提出も・・・?

 午前9時過ぎ、会長より「淡路島会場の審査立会クラブのため、このまま粘っていても釣果が得られそうにないので、納竿しようか?」との声が掛かりやむなく納竿とし、お土産の玉ねぎを買って審査会場に向かった。

 例会結果は、大畑氏が平成3010月例会の優勝以来、約4年ぶりの優勝となった。8人中で、唯一魚を釣ったのはお見事というほかありません。 おめでとうございます。


 =4月例会結果= (全日本対象魚の1匹長寸)
   優勝 大畑紀文  キチヌ33.4p  由良 生石崎


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